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2020年12月30日21:22

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ベートーヴェンの弦楽四重奏曲 <ベートーヴェン生誕250周年記念 ベートーヴェンの会 第2回>

日時 12月24日
会場 かなっくホール
演奏 vl.:渡辺 美穂 ビルマン 聡平  va.:村松 龍  vc.:弘田 徹   
 pf.:中山 博之  
曲目 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 op.18-6   弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 op.135

もしベートーヴェンが聴覚を失わなかったら1802年の「ハイリゲンシュタットの遺書」を書くこともなかったであろう。聴覚に異常がなく社交界に交わり続けていたら中期以降の数々の名曲を世に送り出したであろうか?今回のかなっくホールの企画では初期の作品と中後期の作品を取り上げている。初期の作品は美しい和音を伴った明るく活気のあるびやかな旋律は当時のウィーンの人の人気を得たであろうが、それだけでは晩年になって他の作曲家の頂点に君臨する超大作曲家とはならなかったかもしれない。
聴覚を失うという不幸が人類最大の作曲家を生み出した要因と言っては過言であろうか?

いつも書くようにベートーヴェンの曲はあまり聴いてないし。弦楽四重奏も僅かにラズモフスキー四重奏曲など有名ないくつかの曲を聴いた程度だ。第6番、第16番はこの日初めて聴いたような気がする。第6番は前期のベートーヴェンらしい曲という感じがする。第16番は最後の弦楽四重奏曲だが小規模で比較的あっさりとした感じがした※。

※ウィクペディアから引用
終楽章の緩やかな導入部の和音の下に、“Muss es sein?(かくあらねばならぬか?)”と記入しており、より速い第1主題には、“Es muss sein!(かくあるべし)”と書き添えている。この謎めいた文については深遠な哲理を示すものとの見方もあれば、軽いやり取り(友人から借りた金を返さねばならないか否かなど)に過ぎないという説もある。

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