高止まりのまま年明けか

北海道と大阪はなんとかかんとか新規感染者や重症者の減少傾向が見られますが、首都圏は高止まりのまま新年を迎えることになりそうです。
東京の新規感染者が四桁になるのは時間の問題ですが、根本的対策はまだうてません。
メディアでは「コロナとの戦争」という勇ましい文言も増えてきたように思えます。
たしかに難しい戦いです。

過去の戦争に学ぶなら様々に対策がとれたことでしょう。
戦争には武器や兵站が必要です。
コロナで言えば、専門職の看護師や医師、エクモ、サージカルマスクなどが兵站にあたると思います。兵站は小出しにしてはあきません。大量投入で一気呵成が鉄則です。しかし日本政府の対応は言わずもがなです。
武器はどうでしょうか。例えばロックダウン。これは強力な武器ですが、日本にはありません。自粛というのはいわゆる精神論ですが、大和魂で戦争に勝てるわけはありません。
時短要請も一つの武器ですが、時短要請に応じているのは2割ほどとのこと、そりゃあそうでしょう。売上の7,8割が補填されるのならいざしらず、大きな店舗では一日の売上にもならないような金額を提示されても、おいそれと話には乗れません。

コロナとの戦争に勝てる材料がなかなかない中で新年を迎えるわけですが、第一波・第二波・第三波の波を見ていると今後やってくるであろう第四波や第五波は今以上の波となって襲ってきます。そこに変異種が加われば、無症状の若者も無傷では済まされません。
かなり心配していますが、政権運営大丈夫なんでしょうか。