…正午まで、アルバイト。
帰宅後、DVDでジム・シェリダン監督のアイルランド映画「ローズの秘密の頁(ページ)」を観ました。
桜木紫乃の小説「ラブレス」を読み終わりました。
☆「ローズの秘密の頁(ページ)」(2016)監督 ジム・シェリダン 出演 ルーニー・マーラ、ヴァネツサ・レッドグレーヴ、エリック・バナ、ジャック・レイナー、テオ・ジェームズ
アイルランド西部にある聖マラキ精神病院の取り壊しが決まり、転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーンは、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として40年もの間収容されている老女ローズ・F・クリアを看ることになる。
赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を「ローズ・マクナリティ」と訴え続ける彼女の様子が、一般的な患者と異なることに気づいたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。
ローズは何十年にもわたって、聖書の中に秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶をさかのぼり、自分の人生を語り始める……。
第二次世界大戦中のアイルランドで、一人の若い女性に降りかかった理不尽な悲劇を描いたドラマです。
セバスチャン・バリーの小説“The Secret Scripture”を原作に、「マイ・レフトフット」「父に祈りを」などのジム・シェリダンが監督しました。
ルーニー・マーラ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、エリック・バナと、なかなか魅力的なキャスティングなのですけど。
…如何せん、ハナシの展開によくワカランところがあるんですわ。
まず、ヒロインのローズが恋に落ちる相手のマイケルが、なんで村の連中からあんなに村八分されてんのか?
それから、あの、なんかあると顔を出す牧師。…アイツ、何者なんだ?
で、あの精神病院。…精神障害犯罪者として収容されたにしても、裁判とかどうなったんだ? 40年間、あんな理不尽な扱いされるって法があるのか?
…あと、ラストの展開があまりにもイージーでないかい?
もちろん、ラスト、ハッピーエンドで良かったね、と心から思ったんですけど。…でも、やっぱり、ちょっとご都合主義っぽい印象はぬぐえないよな。
…ただ、ルーニー・マーラはひたすら美しい!
ログインしてコメントを確認・投稿する