…正午まで、アルバイト。
今日は全国で真夏日続出ッ!東京でも30℃を超えるところがあったらしい。
帰宅後、DVDでレヴェン・アキン監督のジョージア(=旧グルジア)・スウェーデン・フランスの合作映画「ダンサー そして私たちは踊った」を観ました。
その後、ひさびさにカレーを作る。
☆「ダンサー そして私たちは踊った」(2018)監督 レヴァン・アキン 出演 レヴァン・ゲルバヒアニ、バチ・ヴァリシュヴィリ、アナ・ジャヴァヒシュヴィリ、タマル・ブフニカシュヴィリ、ギオルギ・ツェテリ
ジョージア国立民族舞踊団で、幼少期からダンスパートナーのマリとトレーニングを積んできたメラブ。
日中のハードな練習はレストランでのアルバイトで家計を一手に引き受け、休む暇もない。
ある日、カリスマ的な魅力のある青年イラクリが入団し、同時にメイン団員の欠員補充のためのオーディションの開催が知らされる。
イラクリの持つダンスの才能に驚き、芽生えたライバル心が、2人だけの早朝特訓を経て、やがて抗えない欲望へと変化していく……。
グルジアの国立民族舞踊団の男の子が新しく入ってきた男性舞踊手に恋をするハナシです。
いわゆるゲイ・ムービーなんですけど、ガッチガチの保守的なキリスト教国であるグルジア(=現ジョージア)での劇場公開時には相当モメたらしいです!
つうか、撮影自体も相当ヤバい状況で、ゲリラ的な撮影や撮影現場の安全確保などいろいろとタイヘンだったらしい。
主人公メラブの切ない恋心と生きざまに泣かされました!…あと、ダンスパートナーのマリの優しさ!ヤラれましたねぇ。
メラブを演じたレヴァン・ゲルバヒアニという人はグルジアのコンテンポラリーダンサーなのですが、監督にスカウトされて俳優としては本作がデビュー。
しかし、とてもデビューとは思えないほどの演技力に驚きました。
そして、やはりダンスシーンの素晴らしいこと!
特に、ラストのメラブのダンスには圧倒的なパワーを感じさせられて、感動いたしました!
つらく、苦しく、悲しい体験を乗り越えて、成長したメラブの、オリジナリティー溢れる踊りに心動かされるのでありますよ。
……ちょいとオススメしたい映画です。
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