コロナ・コロナ・コロナと毎日毎日同じようなニュースが飛び交っています。
夕方のニュースに合わせて行われる小池知事の記者会見。毎度同じような内容ですが、NHKはじめテレビ東京以外の民放各局がライブで流します。どうもしっくりきませんが、これが時勢なんでしょう。
その一方で国家予算は膨張の一途ですが、あまり話題になりません。
日本のコロナ対策費は、対GDP比で50%ほど。アメリカや韓国はGDP比で15%ほどですし、多いと言われるドイツでも40%ほどですので日本の金額が突出しています。内容が伴えば仕方ありませんが、どうも中途半端が目立ちますし、どさくさに紛れてコロナとほとんど関係のないものの増加も目立ちます。
故大平総理は、『任怨分謗(にんえんぶんぼう)』とよく揮毫したそうですが、その意味は「大事をなすために恨みを引き受け、そしりを恐れない」という意味だそうです。今の総理や前総理にそれだけの心意気があるとは到底思えませんが、限りある資源を大切に使っていってほしいとは多くの国民が願っていると思います。
ちなみに2021年の基礎的財政収支は20兆円を越える赤字、2025年目標のプライマリーバランスの均衡は夢のまた夢で、この調子で行くと永遠に達成できないのではないかとさえ思えてしまいます。
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