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2020年12月06日06:49

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GoToは抜本的見直しを

遅まきながらようやく一昨日にひらかれた菅総理の記者会見。ペーパーを見ながらではなく、自分の言葉で何をしゃべってくれるのか注目していましたが、がっかりというかがっくりでした。メルケルさんを始め自分の言葉で国民を鼓舞する政治家と比べると、あまりにおそまつすぎました。
ああしたい、こうしますはよくわかります。でも国民との意識の乖離はあまりに大きすぎるような気がしました。

リフォレも大いに関係するGoToトラベル一つとっても今のままでいいという国民はまずいないでしょう。
旅行に行かないでという要請をしても、自主判断では行く人は行きます。さしあたり今一番大事なことは、人が動く年末年始までになんとか小康状態に持っていくこと。そのためには先月末から少しきつめの長めの対策が必要でした。今のままではただ医療現場に負担がのしかかっていくばかりです。
GoToを五輪直前の6月までひっぱるという政府の強い意向は、私にはクレイジーとしか思えません。
ある友人が素晴らしい考えを披露してくれました。
「GoToをどうしても続けるのであれば根本的な見直しを。平日のみ適応で、週末や祝日・GWなどは除外。そうするとすくなくとも人出はばらける。そしてもっと重要なことですが、宿泊費の実質50%オフを30%還元に引き下げて、残りの20%は医療従事者へのボーナスにあてるべき。」

GoToは多額の税金を使って行われていますが、旅行どころではない方々がたくさんいらっしゃいます。GoToで一番大変な目にあっているのは医療現場で働いている方々。ハードワークのうえボーナスが減る病院があるのはもってのほか。ならば旅をすることで少しでも補ってもらおうというのは素晴らしいアイデアだと思いました。
もっと言えば、これほど整合性がなく不公平な政策には、今後まだまだ多くの迷惑を被る医療従事者の方々はストライキを起こしませんと。以上、市井の民のもっともすぎるご意見でございました。

私もGoToはこの20年で最大の愚策だと思います。本来は宿泊業者を助ける制度が、潤っているいるのは大手のごく一部や高級旅館だけ。もっともっと簡素で効果のある施策があったはずですが、一部業者が潤うばかりのいびつな制度になってしまったのには何らかのからくりもありそうです。
運営の末端を担えばなんとなく感じることもままあります。たとえば、GoTo事務局から依頼を受けた業者から一ヶ月ほど前に電話があり、長々と感染対策の確認のやり取りをしましたが、そのときにもマニュアル通りの質問にぐったりしました。当方はエレベーターのない小さな宿です、一日一組で他の方との接触はありませんと聞けば、しなくてもいい設問を延々と続けるのできれそうになりました。
そして今回は、GoTo事務局からの依頼を受けた業者が、実地見分に来るとのこと。それも一方的に日時を決めて。あきれてものが言えません。「まあま税金の無駄遣いきわめりですな。しばらく休業しますのでこんといてください」と嘘ついてねじ込んでやりましたが、さてさて次にはどんな対応をしてきますかね。
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