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2020年11月22日13:57

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説明責任から逃げ回る「暴君」の『お答えを差し控える』なる答弁拒否を許すな!−国民はスガに舐められてはならない!

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ネットニュースで紹介されていたが、影の総理警察公安官僚杉田とその神輿総理スガに学術会議の会員入りを拒否された東大の宇野重規教授が朝日新聞の書評欄に寄稿したそうだが、それの内容がふるっている。

ちなみに宇野先生は憲さんと同じ67年生まれの67会の会員である。(ウソ!)

( ̄ー ̄)ムフフ

宇野先生、岩波新書『暴君 シェイクスピアの政治学 』(岩波新書 新赤版)の書評で、こう書いている。

以下、引用

「混乱の時代に頭角を現し、最も卑しい本能に訴え、同時代人の深い不安を利用する人物」、それが暴君だ。「統治者としてふさわしくない指導者、危険なまでに衝動的で、邪悪なまでに狡猾(こうかつ)で、真実を踏みにじるような人物」であるにもかかわらず、国全体がそのような暴君の手に落ちてしまう。暴君はあからさまな嘘(うそ)をつくが、いくら反論されても押し通し、最後は人々もそれを受け入れてしまう。ナルシシストである暴君は法を憎み、法を破ることに喜びを感じる。
(中略)
暴君が登場するのは権力の中心が空洞化する時代だ。党派争いが激化し、敵味方がはっきりするなか、「相手を倒す」ことが自己目的化する。結果として国は傾くが、その混沌(こんとん)こそ暴君が権力を掌握する舞台を準備する。代表制に不信を持った人々は、「同意を破棄し、借金もちゃらにし、現存の制度などぶっつぶしたほうがいい」と思うようになる。
しかしそのような暴君は権力の座につくと、途端に無能を示す。統治する国の展望はなく、自分が人々に嫌われていることを知っているだけに、周囲に猜疑(さいぎ)の目を向ける。そのような暴君が自滅していく姿を、シェイクスピアは繰り返し、冷徹に描き続けた。
暴君が勝利するように思える時代もある。が、最後は抑圧されても消えない人間的精神によって暴君は倒される。皆がまともさを回復する最良のチャンスは、普通の人々の政治活動にあるという結論が重い。今こそシェイクスピアを読み直すべきかもしれない。
    
以上、引用終わり。

宇野先生、「これは現代の話ではない。」と書いているが、そうではない。
これは、前首相アベのことであり、現首相スガのことであり、それを影で操る杉田のことを意識して当て擦りで書いているのだ。

宇野先生の見事な意趣返しである。

書評全文

https://book.asahi.com/article/13927977

連休直前の、コロナ感染者の爆発的な増加と、それに対する政府の対応の無策ぶりのアタフタで霞んでしまった感もある学術会議会員候補任命拒否問題だが、わが東京新聞はその追及の手を緩めてはいない。

昨日の朝刊投書欄では、「任命拒否問題杉田氏招致を」と、任命拒否を主導した杉田官房副長官を国会に招致して、その経緯や理由の説明を求めるべきだとの投書が掲載されたがもっともな話である。

しくし、スガはこれに応じようとしない。
すなわちこれについて合理的な説明が出来ないのである。

まさに、スガも杉田も「暴君」そのものであると自白しているに等しいのだ。

「合理的な説明が出来ない」を地でいくスガら権力者の答弁がもうひとつ。

それが、「お答えを差し控えたい」である。

この答弁拒否の常套句には憲さんずっと苛立ちを隠せなかった。

なにが、「お答えを差し控えたい」だよっ!

体のいい答弁拒否であり、言論封殺以外の何物でもないではないか!

それも、言うほうも言う方だがそれを受けて、何ら効果のある対応の取れない野党やマスコミにも苛立った。

そしたら、これについて遂に我が東京新聞が特報欄で記事を書いているのだくれた。

それが、「首相ら連発『お答えは差し控える』−議論拒む答弁、民主主義揺るがす」の記事である。

まさに、憲さんがストレスを感じるくらいに不満に思っていたことに答えてくれるタイムリーな記事である。

この記事で興味深いデータが示されている。

それが、桜井啓太・立命館大准教授の作った「お答を差し控える」の政府の答弁回数だ。
(※画像参照)

記事では、かつては外交や安全保障関連で使うくらいだったこの言葉が多用されるようになったのが、2012年12月発足の第二次アベ内閣からだと指摘している。。
安倍晋三165件(モリカケ、桜を見る会など)、森雅子法相94件(検察庁法改悪)、稲田朋美防衛相87件(自衛隊日報隠蔽)、そしてスガや加藤も多用し、学術会議だけでなくIR汚職、杉田水脈暴言などにこの言葉を使いきちんと答えようとしないのだ。

国会の質疑を見ていると、野党議員が入れ替わり立ち替わり総理の答弁を求めるが、その答えは、質問内容に全く答えない一般論とか政府の政策のPRとか、いわゆる「ごはん答弁」がほとんどで、揚げ句の果てに「お答えは差し控える」で終わるのである。

記事ではこのグラフを作成した桜井先生が「国会の代表が集まる場で、議論を拒む姿勢は、民主主義を揺るがす。(このような)答弁を使うべきではない。」と釘を刺す。
至極まっとうな指摘である。

蛇足だが、スガや杉田はこのようなまともな学者が好きではないようである。

なぜなら、彼らは宇野先生が、「暴君はあからさまな嘘(うそ)をつくが、いくら反論されても押し通し、最後は人々もそれを受け入れてしまう。ナルシシストである暴君は法を憎み、法を破ることに喜びを感じる。」といった「暴君」を地でいく連中だからである。

学術会議の問題をただされた、スガは「人事に関することであり、答えを差し控える」と答弁しているが、学術会議問題はその「人事」が問題になっているのに「人事に関すること」を政府が答えられないなら、はなから議論にはなるまい。
野党もなぜ、「人事に関すること」は答えないでいいのか法的根拠も含め、執拗に徹底的に追及すべきである。

でなければ、国会の存在意義は全くもってなくなるのだから。

これば、まさに「暴君」と「民主主義」との抜き差しならない闘いなのだ。

記事では明治大学の政治学の先生がこう言っている。

「(学術会議問題も、黒川検事の定年延長問題も)本当のことは言えないで共通している。隠し通して、国民が忘れるのを待つのが狙いだろう」

国民はスガやアベに心底ナメられているのである。

本当にこのままでいいのか?

どうしたらよいのか?

記事は最後に、政治評論家の森田実氏のコメントを載せている。

森田氏はこういう。

「差し控える」と聞くと丁寧に思えるが、「あんたの質問には答えない」と言っている。首相や指導者として一番卑しい対応。
答弁を拒否しているのだから、野党は審議をストップさせるべきだ。野党が徹底的に戦えば、与党内にひびが入り、次の選挙の結果に結び付くだろう。

せめて、国会戦術では野党はあらゆる手段を尽くして徹底的に追及、抗戦すべきだろう。

マスコミはじめ言論界も我が東京新聞のようにスガの姑息な答弁拒否戦術に対して今回の特報のような言論の力で徹底的に追及していくべきだ。

そして、私たち国民こそはこの「暴君」に対して断固たる「No!」の民意を突き付け、一刻もはやくスガを引きずり下ろさねばなるまい。

それが我々の喫緊の課題であることは言を待つまい。

(´Д`)=*ハァ〜

どーよっ!

どーなのよっ?
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