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2020年11月13日18:16

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「愛がなんだ」

 …正午まで、アルバイト。

 国立映画アーカイブ、行こうか止そうか迷った末に帰ることにする。

 帰宅後、DVDで今泉力哉監督の「愛がなんだ」を観ました。



 ☆「愛がなんだ」(2018)監督 今泉力哉 出演 岸井ゆきの、成田凌、根本真陽、深川麻衣、若葉竜也、穂志もえか、中島歩、片岡礼子、筒井真理子、江口のり子

 28歳のテルコはマモちゃんに一目惚れした5ヶ月前から、生活はすべてマモちゃんを中心に動いている。仕事中でも、真夜中でも、マモちゃんからの電話が最優先。仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモちゃんがいてくれるならテルコはこの上なく幸せなのだ。
 けれど、マモちゃんにとっては、テルコはただ都合のいい女でしかなかった。マモちゃんは、さっきまで機嫌よく笑っていたのに、ちょっと踏み込もうとすると、突然拒絶する。
 今の関係を保つことに必死なテルコは自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えられない。
 ある日、朝方まで飲んでマモちゃんの家にお泊まりしたことから、2人は急接近。恋人に昇格できる!と有頂天になったテルコは、頼まれてもいないのに家事やお世話に勤しみ、その結果マモちゃんからの連絡が突然絶えてしまう……。
 それから3ヶ月が経った頃、マモちゃんからひょっこり電話がかかってくる。会いに行くと、マモちゃんのとなりには年上の女性・すみれさんがいた。


 これ、これッ!…こんな感じの映画、見たかったんだ!

 角田光代の同名小説を原作に、マモちゃんに夢中の主人公テルコと彼らの周囲の恋愛模様を描いた恋愛映画です。

 “恋愛”っつうか“人を好きになる”っつうのは、本当につかみどころのない、たちの悪い、しち面倒臭いモノなのでありますな。

 このリアリティは、どうだ。…しかし、今泉力哉監督の演出は、妙なリアリズムに縛られない、ストンとした自由さがあり、まったく飽きさせない。

 これは、キャスティングもおおいに貢献していると思います。
 演者がみな、それぞれの立場を理解し、役になりきっていて素晴らしい。

 岸井ゆきのの“どこにでもいそうな”感がタマラナくいいんです!
 成田凌のマモちゃん、江口のり子のすみれさん、ハマリ過ぎて……。(笑)


 今泉力哉監督って初めて観ましたが、未だ39歳の若い監督サンらしい。この監督サン、ちょっと要チェックですな!!!


     『幸せに、なりたいッスね!』
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