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2020年10月11日16:41

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サヨナラ、お子ちゃま協会!−大相撲の土俵への女人禁制は相撲協会のエゴに過ぎない!

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憲さん随筆アーカイブス

※この随筆は2018年4月6日に書きました。


北の湖は強かった。

憎らしいほど、強かった。

彼が横綱になったのが21歳。引退したのが32歳。10年以上にもわたり、横綱として日本の大相撲を牽引してきた。

その北の湖と輪島の優勝決定戦を、小学生だった私は隣に住む幼馴染みのあっちゃんと、彼の住む水道局の独身寮の食堂のテレビにかじりついて固唾を飲んで観戦したものである。

あの時の北の湖はたいそうふてぶてしいおっさんであり、さらには日本の「国技」を背負って立つ、大相撲の最高位横綱だから、それはそれは大人の中の大人。
小学生の私にとっては、想像を絶する「大人」であった。

その大きな大人と、大人同士が裸でぶつかり合うのだから、当時小さな子供だった私にとっては、まさに、相撲は「大相撲」であった。

(´Д`)=*ハァ〜

でも、何よ?

今回の日本相撲協会の事態は?

昨日のテレビニュースの画像をみて、開いた口がふさがらなかったよ。

この、春巡業を企画したのは、どこかの大学の相撲サークルですか?

いや、いまどきの大学生ですらこんな体たらくな行動はしないでしょう。

これは、まさにお子ちゃまな対応と言わざるを得ないでしょう?

何のことかと言えば、これです。

東京新聞のネット記事が見当たらないので、こちらの記事で…

https://www.mbs.jp/news/sp/kansai/20180405/00000058.shtml

「女性は下りて」土俵に大量の塩 大相撲春巡業で…批判殺到というニュース

4日、京都府舞鶴市の体育館で行われた大相撲の春巡業「舞鶴場所」。横綱・白鵬と鶴竜の土俵入りが終わった直後、挨拶に立った舞鶴市の多々見良三市長が突然、意識を失い背中から土俵に倒れたようだ。

この、倒れた市長を救命しようとした女性に対し「土俵から下りて」とアナウンスがあったのだと!

女性は右往左往する男たちを押しのけ、市長に心臓マッサージを開始。看護の資格があったとみられる。さらに手前から2人の女性が駆けつけるが、そこに信じがたいアナウンスが。

「女性の方は土俵から下りてください」
「女性の方は土俵から下りてください」
「女性の方は土俵から下りてください、男性がお上がりください」

なんだよ!これ?

報道によると、アナウンスをしたのは、相撲協会の若手の行司だそうだ。「周囲の観客に促されて発言した」との証言もあるようだが、この若い行事の失態といって矮小化されるものではないでしょう。

これは明らかに日本相撲協会の体質でしょ。

まず、女性を土俵にあげるかあげないかの是非をおいたとしても、このような事態を想定して、巡業に医者を同行させるべきではないのでしょうか?

なにせ、大相撲といえば格闘技。力士に不測の事態がおこることだって、容易に予想ができる。

そのような医者が巡業に同行していれば、この若い行事のアナウンスもこうなっただろう。

「一般のお客様は土俵から下りてください、ただいま協会の医師が処置いたしますので、土俵に上がらず道をおあけください」と。

しかし、アナウンスはそうではない。

客に促されて「女性」をそれも「オロオロしてる男たちをはね除けて倒れた市長を救命しようとした看護の資格があると思われる女性」に対し我らが相撲協会は「土俵から降りろ(女は不浄で穢れているから、土俵には何があっても女は乗るな!)」となじったのに等しい。

このアナウンスを聴いた当事者の女性の心情を推察すると、私は当事者ではないが悔しくてたまらない。

これは、この若く未熟な行事の言葉ではなく、日本相撲協会、そして日本相撲協会に所属し、関係するすべての連中から発せられた言葉である。

なんだよ?お前ら?

医師も用意しないで、不測の事態が起きて、さらにお前らの神道か相撲道かしらねーけど、鼻くそにもならないくだらない「しきたり」=因習にしがみついて、この勇気ある機転のきいた行動をした女性をなじるのかよ?

お前ら何様なんだよ?

百歩譲って、客に指摘されたとしても、普通に常識的な教育をしている行事ならば、「お客様、お気持ちはわかりますが、このような人命の関わる不測の事態ですからご理解ください」と逆に客をたしなめることができただろう?

そういう教育もせず、相撲協会はただただ因習を若い行事の頭に刷り込んできたと、今回の事態で容易に推測できるわな。

(´Д`)=*ハァ〜

じゃ、大相撲の女人禁制て何よ?

で、憲さん調べてみた。

このサイトが詳しく興味深い。

https://wajikan.com/note/nyoninkinsei/

その中にこうある。

少し長いが引用する

「大相撲の女人禁制は男性のエゴでしかない

現在も大相撲の土俵のように、女人禁制の場所や祭りがあります。
その理由はすべて、『伝統』という言葉で片付けられてしまうのですが、『伝統』というのは何を指しているのでしょう。

相撲の起源を例にあげてみていきたい。
『古事記』の『出雲の国譲り』によると、天照大神は出雲国を支配していた大国主命に、出雲の国を譲るように言った。
すると、力くらべによって決めようという返事がかえってきました。
そこで大国主命の子・建御名方神と建御雷神が相撲を取り、建御雷神が勝ったため、平和に国譲りが行われた、とある。
これが相撲の起源です。

重要なことを決める時に相撲を取り、神の意志がどちらにあるのかを知ろうとした。
つまり、相撲の起こりは神事にあるということ。
だからといって女人禁制の理由にはなりません。

それは神道の最高神・天照大神は女性神であるということです。
また、『日本書紀』の『雄略天皇 13年』には、天皇が女官を呼び集めて相撲をとらせた、とある。

この話から分かるように、『女人禁制は伝統』というのは全く説得力がない。
さらに、幕藩体制の崩壊とともに、それまで大名に保護されていた力士たちは社会的にも経済的にも不安定な状況になりました。
そこで、少しでも観客を増やすために、明治5年に女性の大相撲見物が許可されました。
また、女人禁制の伝統をもつ祭りの約3割が、人手不足が理由で女性の参加を認めています。
男性のエゴで定められた『伝統』というものは意外とあっさりと崩れてしまうのです。
土俵の女人禁制は単なる女性差別である、と言われるのは当然のことです。
そもそも、女性のケガレ思想もそれに基づく女人禁制も、男性が勝手に作り上げたものなのだから。
本当の意味での男女平等の社会を作るために、国民が古代の日本人の自然観を正しく理解すれば、こうした問題を解決していけるのではないでしょうか。」

以上、引用おわり。

どう?すごくわかりやすいでしょ?

日本相撲協会のいう、「土俵に女性を入れない」なんて「しきたり」は何の歴史的根拠も科学的根拠もない、憲さんからいわせたら、「ミミズにションベンひっかけたらチンチンが腫れる」といったレベルの「迷信」「陋習」であり、またご都合主義の「しきたり」にすぎないのである。

さらに、この事件のあとの協会の対応がまたまたビックリである。

なんとこのあと、この土俵に、水戸泉もビックリの大量の塩が撒かれたそうだ。

これは、あきらかに「女性が土俵に上がって穢れた浄めの塩」だろ?

相撲協会の関係者は市長が倒れたから撒いたといってるそうだが、死んだのならいざしらず、倒れただけで塩を撒くのは市長に失礼だろうが?

それが証拠に塩は女性が全員下り、男性がまだ何人が残ってるのに撒いたそうである。

ここまで、書いて嫌になってきた。

なんだよ?

この日本相撲協会のお子ちゃま対応?

いや、こう言ったら「子供」に失礼だよな。

もっと立派な子供はこの世にごまんといるわな。

こんなクソ団体と一緒にされたらかわいそうだな。

しかし、これが「国技」だから、恥ずかしくなるよ。

まったく!

それもこの「国技」様、国から税法上さまざまな優遇を受けている公的団体なのよ。

それが、女性排除という女性差別を今なを貫いているのだから見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ!

もう、いいよ。

大相撲。

いらない。

そもそも、自称に「大」のつくのなんてろくなもんないな。

「大日本帝国」然り。

相撲みなくても俺たち何も困らないし。

それは天皇がいなくても俺たちが何もこまらない(というか、あの広い皇居が開放されれば万々歳)のと同じくらい。

っていうか、どっちも神道つながりだな。

ろくなもんじゃない。

もう、解体してよ。日本相撲協会。

で、「国技」とか名乗らないで。恥ずかしいから。

それが嫌ならせめて、プロレス団体と同じくらいのレベルの私的な団体にして、某国営放送の中継もやめて女性差別を容認する、同好の士だけで楽しんで。

俺は絶対みないから。

(´Д`)=*ハァ〜

俺と同い年、同じ日に生まれた安芸の島が、横綱をバッタバッタと倒していた時代が懐かしいよ。

サヨナラ、お子ちゃま相撲協会!

永遠に!

もう相撲はみません。

どーよ?

どーなのよっ!

※画像は今日の東京新聞「こちら特報部」
さすが、対応が早い!
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