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2020年09月22日21:46

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無言館

今日は六甲アイランドにある美術館を２つ観た。
前半はアイランドセンターにある神戸ゆかりの美術館で、今回の特別展は無言館。
無言館は長野県上田市にある戦争で亡くなった画学生たちの作品を収集・展示する
美術館。
今年は終戦75年であるから普段陳列されていない約130点を神戸で展示・紹介する
特別展が催された。
無言館の名は、しばらく前に聞いたが、マイミクのベルウッドさんみたいに上田まで
行くか、と言えば躊躇する。大阪へ出て「サンダーバード」に乗って金沢で北陸新幹線
「はくたか」に乗り換えて行かねばならない。同じ北陸新幹線でも「かがやき」は上田
に停まらない。閑話休題。
本館、平和祈念館ではない、と説明書があったが思わず平和である事を祈らずには
いられない。先の大戦で、あまりに才能豊かな若人が落命した。その事実をこの展示は
突き付ける。その中には小野竹喬の息子、春男(1917～1943)の名前があった。
神戸市出身の桑田一彦、杉原基司、前田美千雄、芦屋市出身の岡田弘文、大阪市出身の
田中角治郎にとっては里帰り展示。
今日も困難な時代である、と言われるが異質。今日は疫禍。しかしコロナ禍で戦災の
忘却が加速している。

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