今日は久しぶりにコンサートの掛け持ち。
2020年09月12日 14:00開演
会場：シーサイドホテル舞子ビラ神戸あじさいホール
使用楽器：スタンウェイコンサートグランド
１年２ヶ月ぶりに舞子ビラへ。舞コンサートは初めてであるけれども、こちらが
�｜里辰討い覬藾娉箸�出るのと��聴きたい曲があるので行く事にした。
今日の公演にフレッシュアーティスト神戸で奏で神戸で歌う、とある。今回の主たる
出演者は何れも去年行われた神戸新人音楽賞コンクールの優秀賞受賞者。
ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)作曲
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Ｏｐ．24
Ｐｆ：米本彩夏
ドイツ３Ｂに連なるブラームスは気になる作曲家で去年は交響曲を４曲とも聴いた。
ではピアノソロは、と言うとまだまだ。本曲はヘンデルのクラヴィア曲集第２巻に
収められたAirを主題にした25の長大な変奏曲とフーガにより成る。ブラームスは
ドイツの音楽家を熱心に研究したが、その成果と言える。
ヘンデル(1685〜1759)は音楽の母と言われるバロックの巨匠であるが、ブラームス
とは随分時代が離れている。ゆえにブラームスは古典主義だと言われワーグナーと
対立していた。確かに書法は古典的。テーマも確かにヘンデル。しかし第１変奏から
既にブラームスの作品。私は聴いていてピアノ協奏曲第２番を連想した。時期は
離れているが同じ作曲者の同じ調。そして共通してハンガリー風の旋律が現れる。
ブラームスはハンガリー舞曲集を編む程、ハンガリーの愛好家であった。
後半のフーガに入り、ベートーヴェンのピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィア」
が頭をよぎった。実は、こちらとも調が同じ。
ピアノソロをコンサートホールで聴くのは７ヶ月ぶり。スタンウェイの音色を楽しむ。
Ｓｏｐ：野々村紗香
Ｐｆ：野々村祐香
アルディ―ティ作曲
口づけ
ここから野々村紗香さんの歌曲。
本公演途中で休憩が入るが、休憩を挟んで前半はイタリアの作曲家。プログラム
ノートによると「あなたの口づけは私の宝」と実に甘美な歌詞で耳馴染みの良い旋律
のワルツ。イタリア歌曲は頻繫に聴いていないが、こうべ文化まちのコンサート
Ｎｏ．６で生演奏を聴いている。(つづく)
ログインしてコメントを確認・投稿する