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2020年09月09日20:56

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スタックスSRAー7Sのリニューアル  1.経緯 SRAー7Sとは

スタックス社※のSRAー7Sは私にとって記憶に残るオーディオ機器だ。50年以上昔初めて手に入れたのがコンデンサーヘッドフォンSR−1と専用のプリアンプSRA−7Sだった(他にトリオ/現在ケンウッドのFM&AMチューナー)。

限られた予算で良質な音と将来大きなシステムを購入できるようになった時に使える装置として選んだのがコンデンサーヘッドフォンSR−1と専用ドライブアンプのSRA−7Sだった。予算でギリギリ買えるのがローエンドの総合アンプ(チューナー付きアンプ)と本当に安物のスピーカーのセットしかなく、それ一代で終わってしまう発展性が全くないシステムだった。

何とか将来システムをと見つけたのがアップした時に使える装置がコンデンサーヘッドフォンSR−1と専用+プリアンプSRA−7S(+チューナー)だった。

当時はFM放送でNHKがクラシック音楽を多く流し、東海大学系のFM東海(後のFM東京)も望星高校の授業番組の後クラシックの番組を設けていた(串田孫一の「音楽の絵本」は毎週聴いたものだ)。

この日記を書いている時、平凡社刊の「音楽の絵本」串田孫一著の巻末にCD(1500回記念)が付いているのに気が付く。改造が終わったSRAー7SとSR−3(耳当てパッドが劣化破損したSR−1の後継機種)で聴くと懐かしいテーマ曲(ヴィヴァルディ「室内協奏曲」 RV94 第2楽章)の後串田さんが詩を語る静かな声が聞こえてきた。偶々当時とほぼ何装置で聴いたこともあり、50年前に戻ったような気分になり心なしか目が潤んでしまった。

SR-3とSRA−7S
フォト


※スタックス社 コンデンサー型のヘッドフォンを製造する日本の音響機器メーカー。オーディオ最盛期にはコンデンサー型のスピーカー、カートリッジも製造した。繊細な音を好むオーディオファンも多い。

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