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2020年09月08日22:55

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クラシック音楽館(後半)

(９月６日)
後半はブルックナーの交響曲第７番。ブルックナーは以前は縁遠い作曲家であったが、
ブルックナーをレパートリーとする大フィルと関わるようになってから聴く頻度が増えた。
その前を遡ると昨日、生演奏を聴いた神戸市混声合唱団の演奏でモテットを聴いたのが
私にとっては大きな経験。ブルックナーは敬虔なカソリックであった。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1878709198&owner_id=232213
それでも７番は、まだ生演奏を聴いた事がない。先々月６番を聴いた時にも感じたが、
ブルックナーらしい出だしではない。チェロが旋律を奏でる。途中から吹奏楽が入って
ブルックナーらしい重厚な響に変わる。後続の８番に似た旋律も。
第２楽章は緩徐楽章で美しい演奏。
第３楽章はスケルツォだが短調に転ずる。終楽章は冒頭が回帰する。
こんな大曲を90歳になっても指揮しようと言うベルナルト・ハイティンクさんに驚愕。
いつまでも止まなかった拍手は引退を決めていたマエストロを惜しむ声に思われた。

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