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2020年09月06日23:47

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クラシック音楽館

今夜はザルツブルク音楽祭2019からベルナルト・ハイティンク指揮ウィーンフィルの
演奏。ウィーンフィルの方々は何人か生演奏を聴いた事があるが昨年７月に元第２Ｖｎ
首席のペーター・ヴェヒターさんのコンサートへ行ったが乗られていて驚き。
実は、その時にベートーヴェンを２曲聴いている。
前半はエマニュエル・アックスさんを迎えて楽聖のピアノ協奏曲第４番。昨日、生演奏
を聴いた池辺さんに昔、本曲の聴き所をＮ響アワーで教わった。実はピアノが冒頭に
旋律を奏でる。これが提示部で、これを管弦楽が受ける。逆に、ここからオケの独壇場
で素晴らしい演奏。優美な作品である、と言われるが、結構力が入る場面も多い。
転調が多いので。カデンツァは作曲者自作が２バージョンあるが、長い物。
第２楽章はホ短調に転ずる。弦楽とピアノだけになる。
第３楽章はロンドで軽快と言うよりも慎重な立ち上がり。トランペットも加わり、
華やか。そこへティンパニーも入って聴いている者には楽しい。しかし最後はPresto。
急き込むように終わる。(つづく)

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