(憲さん随筆アーカイブス。これは、2018年11月9日に書かれました)
憲さんの日々随筆
「醒酔庵日乗、どーよ!どーなのよ?」
今日のお題
「全ての法政大学関係者は今こそ起ち上がれ!」
一昨日の東京新聞夕刊文化欄に満を持して我らが法政大学総長、田中優子先生の論評が載った。
憲さん、田中先生は『江戸の想像力』とか『カムイ伝講義』とかの著作で、江戸文化研究者として一目置いているのですが、今回の新聞の論評は「沖縄県知事選で見えた矛盾」「政権の生活・地方優先訴え基地触れず有権者侮蔑」と題して、沖縄について論評していたよ。
書いてある内容は本当、真っ当だよ。
表題の件に関しては、「辺野古問題に触れない候補者に『われわれを見くびっている』と憤る有権者がいたと聞く。『くらし最優先』と口にしながら、暮らしを最も困難にしている基地問題を避ける候補者(佐喜真淳候補)に、侮蔑をみたのだろう」だって!
全くその通りだよね。
この論評では生前の翁長知事の言葉も紹介していた。
「生前の翁長氏は『沖縄は試練の連続だが、沖縄の人が心を一つにして闘うとき、想像するよりはるかに大きな力になる』と語っていた」だって。
翁長知事は本当に沖縄の事を思い己の命を削ってまでも、沖縄と県民のためによく闘ったと思うよ。
偉大で天晴れな保守政治家だったよな。
合掌。
彼は「『沖縄が自分の足で立っていく姿』を目指していた」のだと。
だからこそ多くの沖縄県民に支持されていたのだな。
で、田中優子先生この論評の最後の方でこう書いている。
「法政大には沖縄文化研究所がある。72年の設立当時、翁長氏は現官房長官の菅義偉氏と共に、法政大学法学部の学生だった。昨年、母校で講演した翁長氏は、沖縄の現実を東京の人々にぜひ知ってもらいたいという気迫に満ちていた。」だって!
その講演の概要がこれね
↓
http://www.tokyo-np.co.jp/forum/okinawa/
さすが、東京新聞!
東京新聞が協賛したらしく、その時の話が詳しく載っているよ。
憲さん、不覚にも知らなくて行けなかった。
行って翁長知事の講演聴いておけばよかったな〜。
で、憲さんがこのこと以上に、食いついたのが田中先生のこのワンフレーズね!
「翁長氏は現官房長官の菅義偉氏と共に、法政大学法学部の学生だった。」
憲さん、菅が法政出身なのは知ってたけど、翁長さんが法政出身なのは知らなかった!
でもこのフレーズ、文章の流れからいくと、唐突に思えるけど、これこそ現法大総長の田中優子先生の忸怩たる思いが滲み出ているでしょ?
そりゃ、そうですよ!
かたや極右宰相安倍の腰巾着官房長官。国民と沖縄県民を抑圧し、弾圧する当事者。
かたや、オール沖縄の代表として「『沖縄が自分の足で立っていく姿』を目指していた」偉大なる県知事。
双方が法政大学の同窓であり、かたや志半ばで病に斃れ、かたやいまだ我が物顔で極悪政権の広報官としてのさばっている現実をみるにつけ、法政大学総長として大変心を痛めているのであろう。
実際、この田中総長の発言を見聞きしてこのような反応もでてきている。
↓
http://kenpo9.com/archives/4329
同じ夕刊の一面にこんな記事が載っていた。
「『日米関係に影響なし』菅官房長官」
アメリカの中間選挙に関して、菅は「日米同盟は揺るぎないものであり、その重要性については共和党、民主党問わずに共通認識が存在している」と指摘した。のだと!
なんたる、思考停止!
なんたる、おめでたさであろうか?
そもそも外交において、否!万物において、「揺るぎないもの=不変なもの」なんてあるのか?
そんなの、平家物語の昔から自然の理ではないですか!
こんな理念も思想も哲学もない官房長官なら、だれでもできるだろう。
そして、私は声を大にして訴えたい!
全ての現役法大生とOB、OG、そして法大関係者は、いまこそ、田中総長を先頭に、この法大創立史上最悪、最低の政治家菅義偉を、安倍もろとも串刺しにして歴史の屑籠に葬り去る闘いに決起せよ!
そして、偉大なる法大OBである翁長知事の意思を引き継ぎ、沖縄解放の闘いの先頭に起て!
法大関係者の奮起と健闘を心より祈る!
………。
Σ( ̄□ ̄;)ハッ!
田中総長の法政大学学生運動弾圧をみたら、それも望むべくもないわな。
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1071435/1094529/94154246
(´Д`)=*ハァ〜
どーよっ!
どーなのよっ!
※画像はくだんの東京新聞論評
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