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2020年08月07日10:12

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Never a good war or a bad peace

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日本敗戦75周年シリーズ!

広島原爆原爆忌におくる、憲さん随筆第2弾!

憲さんの日々随筆

「醒酔庵日乗、どーよ!どーなのよ?」

今日のお題

「Never a good war or a bad peace」

表題の英文はベンジャミン・フランクリンの言葉。

「良い戦争と悪い平和は存在しない」という意味である。

5日の東京新聞の社説・発言欄、「私説、論説室から」のコラムである。

以下

戦争の歌がきこえる

取材を通じて交流を得た米国在住の音楽療法士佐藤由美子さん(42)から、新著「戦争の歌がきこえる」(柏書房)をいただいた。
音楽療法士は、音楽を通して心身の安らぎや活力を引き出す仕事。佐藤さんは米国の認定資格を持ち、ホスピスで終末期の患者にギターやハープの弾き語りを届けてきた。七十五年前の戦争を体験した米国人が、人生の最期に何を語ったかを伝えるのが本書である。
「僕は日本兵を殺した。彼らは若かった。僕も若かった…。彼らの家族のことを考えると…本当に申し訳ない…」。末期がんを患うロンさんは、病室でのびやかな歌声を聴かせた佐藤さんが日本人と知るや、そう声を絞り出して泣き崩れた。サイパンで戦ったこと以外、家族でさえ何も知らなかったという。
米国で第二次世界大戦は「just war(正しい戦争)」「good war(良い戦争)」と呼ばれ、広島・長崎への原爆投下さえ正義だったと意義付けされる。
一方、泥沼化して敗退したベトナム戦争は「bad war(悪い戦争)」。トラウマ(心的外傷)を負った帰還兵の孤立が米国社会に暗い影を落とした。だが、英雄として帰った大戦の兵士とて受けた傷は同じ。敵とはいえ殺人をした罪悪感にもがき、酒に逃れて病を招いたロンさんの証言がそれを物語る。
佐藤さんは書く。結局、「良い戦争」などなかったのだ−と。

参考

https://www.tokyo-np.co.jp/article/47113/

そして、これがその

「戦争の歌がきこえる」のウェブサイト版

必読。

是非読んで。



第五回「原爆開発に関わった男」

http://www.webasta.jp/serial/Sensou-no-Uta-ga-Kikoeru/post-458.php

※画像は書籍版『戦争の歌がきこえる』

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