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2020年08月04日18:00

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生命はデジタルでできている  <読書メモ>

著者:田口義弘  ブルーバックス 2020年刊
ブックデータから  生命はデジタル情報のたぐいまれなる使い手だった。   生物は、38億年前の太古の時代からゲノムに刻まれたデジタル情報を使いこなしてきた。地球上に存在する生命は、例外なくすべてデジタル情報の産物である。機械学習を駆使したバイオインフォマティクス(生命科学と情報科学の融合分野のひとつ)の旗手が情報から見た新しい生命像を描き出す。

DNAがアデニン(A)とグアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T) の4つの物質からなる遺伝情報(ゲノム)をデジタル情報としてとらえ、ゲノム→RNAのすべて(トランスクリプトーム)→タンパクのすべて(プロテオーム)→代謝物のすべて(メタボローム)を総括的に扱う生物学の先端分野の紹介。先端的な内容は門外漢にはこれまで読んだ生物学の本に書かれていたこと以外は理解の範囲を超えていた。

参考 
ウィクペディア 
「ゲノム」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0
「バイオインフォマティクス」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9

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