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2020年07月28日08:20

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福井・勝山グルメ、高級割烹「与志川」で勝山の地酒「一本義」を楽しむ(7/15)

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7月15日水曜日は、夕方勝山市長に面会する仕事が入った。

勝山市長面会が終われば17時頃になるはずだったから、電車で行けば勝山で一杯引っ掛けて福井に戻っても大丈夫である。

仕事は自分1人だけ行けば十分だったのだが、せっかく市長に時間を取ってもらったから、4月に福井に赴任してきた若い部下も連れてえちぜん鉄道で勝山へ行った。

勝山と言えば有名なのは恐竜の化石だが、そんなものは自分はどうでもよく、勝山と言ったら福井ではいちばんポピュラーな地酒「一本義」の酒蔵のある街なので、ぜひとも「一本義」をちびちびやって帰りたい。

勝山へ行くえちぜん鉄道はかつては私鉄の京福電鉄だったのだが、1年間に2度も正面衝突事故を起こし、国交省から安全対策を講じるまで運行停止処分を受け、安全投資ができずそのまま2003年に廃線になった。

ところが、京福電鉄の廃止により渋滞が発生し、代替バスの遅延が常習化して市民生活に支障を来す事態となり、福井県と地元自治体や福井の財界が出資して第3セクター会社「えちぜん鉄道」を設立し、京福電鉄の設備を譲り受けて1年半後に運行再開した鉄道で、勝山市長はその初代社長だった人物でもある。

面会時に、勝山で「一本義」で一杯引っ掛けたくてわざわざ「えちぜん鉄道」で来たことを伝えたら当然喜んでくれ、勝山で一杯やるのにオススメの店も教えてくれた。

今は人口2万3千人しかいない勝山市だが、かつて織物で栄え京都とのつながりが強く、経済的にも豊かだったこともあり、京都にあるようなまともな割烹料理店が現存しているんだそうだ。

市長面会を終える頃には、秘書がお店の予約も済ませてくれており、秘書室長がクルマでお店まで送ってくれる手はずも整っており、お店を選択する余地などなく、寿司・割烹「与志川」へ連れて行かれた。

かつては旅館もやっていたんじゃないかと思うような構えの店だが(写真1)、市役所から連絡が入っており奥の個室に通された。

個室にはメニューも何もなく、市役所からの指示に基づき料理はお任せコースになっており、飲み物だけが選べる状況だったので、ともかく「一本義」の冷酒を注文すると、お通しのナスの煮浸しと刺身盛り合わせが出てきた(写真2)。

海などない山の勝山だが、刺身は脂乗りのいいマグロに白身、新鮮なイカにさらに自分が苦手なウニまで盛られていた。

70代後半の大将とおかみさんの2人でやっている店で、大将は若い頃ホテルのレストランで洋食の修行もしていたことがあるそうで、次はステーキが出てきた。
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わさび醤油で食べろとのことだったが、わさび醤油でいただくレアのステーキに冷酒、こんな日本酒の飲み方初めてかも知れないが旨い。

口直しに出てきたもずく酢にはアワビがいっぱい。
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一体いくらのコースなんだか部下と共に心配になってきた。

その心配は、次にウナギの蒲焼きが出てきて確定的になった。
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しかも、半分でも十分なのに1人1尾分である。

先日万馬券が的中しているから仮に5万円掛かっても大丈夫ではあるが、こりゃヤバいと覚悟を決めた。

刺身を食べてステーキも食べ、それからウナギを1尾分も食べたらお腹も一杯になってきたが、最後に寿司まで出てくると言う。

うひゃーっ、8貫も出てきた上に、マグロだけで赤身と中トロと大トロの3種類、その隣に盛られている白身魚は高級魚のキジハタだと言うし、タコは炙って一仕事してあるし、その隣は炙りアワビである。
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この寿司だけで冷酒1本飲めるくらいだが、案の定途中でお腹一杯になってしまい、おいしく味わうどころか最後は時間を掛けて何とか押し込む状態である。

お腹が苦しくて高級な寿司を味わう余裕などなく、部下とため息をつきながら何とか完食。
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さて、これでいくらなのか会計が恐いが、冷酒は3本飲んで2人で30140円とのこと。

端数の140円はいいから3万円ということになったが、割り勘にしたら部下がかわいそうだし、先月特定定額給付金10万円もらっているし、先日万馬券も当たったところでもあり、涙を飲んで今回は誘った自分のおごりにした。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976358958&owner_id=18367645

次に自腹でここへ来るときはコース料理は絶対に頼まないが、このところ雨続きで勝山を流れる九頭竜川の川魚の漁が行われずこの日はなかったものの、日によっては鮎などもあるそうだし、今度はカウンターで料理は1品ずつ単品で注文しながらちびちびやりたいと思う。

勝山で最高級な店で地酒「一本義」をちびちびやるという、一生忘れることのないであろう貴重な経験であった。

おごってあげた部下にはバリバリ仕事してもらわねば困るのである。
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