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2020年07月26日11:01

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PORSCHE911の思い出

いずれも空冷エンジン最後のモデルに乗りました。
フォト


1台は当時交際していた女性の友人女性所有の真っ赤なオートマ911。
煩くて普段乗っていないので、思い切りエンジン回して楽しんで来てと貸してもらって彼女とのデート旅に駆出した。


もう一台は別のAudiA6乗りの彼女から、そんなにいい車なら買ってあげると、当時無給で彼女へのヒモ生活の中で買ってもらったMTのシルバーの911カレラ。

後者は運転に慣れていないうちに富士サーキットに、持ち込んで、限界走行させていたら、コーナーでスピードに耐えかねてスピンしながら壁に激突。
そのまま廃車になった。
さすがにもう1台買って!とも言えず、廃車ショックもあって、今日までPORSCHEは遠慮している。

ちなみに超スパルタンな911に比べて、街でよく見るPORSCHEのSUV カイエンは拍子抜けするほど運転が簡単で、文字通り女子供でも運転できる。

スポーツカーとすれば、総合力ではF1カーを筆頭に前後輪の重量バランスが5:5になるミッドシップが強いと思う。
安定したコーナリングの挙動になるからだ。

ところがPORSCHE911は半世紀以上RRで後輪への加重バランスが大きい。

これはひとえに急ブレーキ場面で前のめり、つまりその時は圧倒的に前加重になって、後輪は浮いてしまう。

この時、PORSCHE911だけは、後輪が重たいおかげで5:5バランスで4輪で踏ん張れる。

ここだけが最大の美点で、操るコツはブレーキの効き目からコーナー手前早く踏み込まなければならない順に、FF、FR、MRを尻目にブレーキを我慢して追い抜き、最後に利くブレーキで一気にスピードを落としてコーナーを駆け抜けることに尽きました。

空冷エンジンの欠点は冷却能力の限界と、うるさいことでした。

真っ赤なPORSCHE911を借りて、彼女と1泊旅をした後、自分のAudi A4クアトロに乗ったら、まるでブレーキが壊れているかのよう。
しばらく勘が戻るまでおっかなびっくりの運転を強いられた。
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