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2020年07月23日18:04

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稚内に行く 2

稚内を出発しピンネシリの道の駅を目指す。

ここの道の駅のマグネットシールをまだ買っていないからだ。

ここはあえて目指さないと行く必要のない山の中にある。

天塩まで戻ってから山に入ってゆくか、猿払を通ってゆくか迷ったが、どうせなら別のルートをということで猿払側を通ることにする。

宗谷岬に寄ってお土産を買う。

ここは何時もドアを開けるのが大変なくらい強風が吹いていることが多いが、この日は穏やかだった。

晴れてはいたが水平線にはモヤがかかっていてサハリンは見えなかった。

更に南下して道の駅「さるふつ公園」の駐車場に入ろうとしたら見覚えのある車が止まっている。

2017年7月に初山別に行ったときに居た自作のキャンピングカーだ。


https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1961823001&owner_id=13098104

この時が初めての旅行で、できれば8ナンバーにしたいと言っていたので、選挙カーみたいにアンプとスピーカー付けたら取れるよとアドバイスしたら

「選挙に出るつもりはないけどスピーカー付けるかな。」

と言っていたのでどうなったかなあとナンバーを見たら、めでたく8ナンバーになっていた。

そのときには奥さんと一緒だったが、今回は助手席に折りたたみ自転車が積んであって一人旅の様だった。

どうも出てくる様子も無いので、道の駅のホテルで風呂にでも入っているのかも知れない。

あの後時々彼のブログを見ていたのだが、日本全国放浪の旅をしているようで、行った場所を壁に書き続けて壁が一面文字だらけで「耳なし芳一」の体の様になっている。

https://kazeni.net/page/69/

猿払の道の駅を出発し、海岸沿いの道を気持ちよく走って浜頓別の道の駅に着く。

道の駅の建物を見て

「はて、、ここって来たことがあっただろうか。」

と思う。

建物の内部に入ってみたら新築のようだ。

聞いてみたら昨年の5月31日に出来たそうで、どうりで見覚えが無いわけだ。

純子が買い物をしている間暇なので壁の張り紙を見る。

北関東幼女誘拐事件の犯人の懸賞金付きのポスターが貼ってある。

これだけはっきりとパチンコ店内を歩く人物が映った店内カメラの映像があるのに、どうして未だに見つからないのだろうと思うのだが、こういう推測もあるのだ。






近くにクッチャロ湖があるので行ってみる。

湖畔にホテルがあって日帰り入浴も可能だし、キャンプ場もある。

本州ナンバーのキャンピングカーが2台泊まっていた。

このキャンプ場にはコインランドリーもあるから、本州から長旅して来た人たちには良い場所だろう。

浜頓別から山道を走る。

中頓別に入ったら左手に公園があってSLが置いてある。

SLはあちこちで見るから通り過ぎようとしたら、戦闘機が置かれているのが見えた。

もう引退してしまったF104Jスターファイターだ。

しかも垂直尾翼に描かれた白熊のマークは千歳の第二航空団の戦闘機じゃないか。

入り口から駐車場に入る。

近づいて見てみればエンジンがが外されているが本物だった。

階段を登ると操縦席が覗けるが、ちゃんとしたコクピットだ。

看板を見たら第二航空団から借り受けたものだそうだ。

昔F4EJファントムが配備され始めた頃「でっかいなあ!」と思ったのだが、最近の戦闘機を見慣れるとF104Jってこんなに小さかったのかと思う。

F104ってドイツ空軍でも採用されたのだが「ウィドウメーカー 未亡人製造機」と呼ばれたほど良く落ちた。

体の大きなドイツ人が良くこんな狭い座席に座れたものだ。

座席がロケットモーターで射出されたら、足が持ってゆかれそうな余裕の無さだ。

ここは寿公園というところで、パークゴルフ場だった。

柵の中でポニー達が草を食んでいる。

「ことぶき牧場」と名付けられていて「せとか」「いよ」「ぶんたん」というポニー、「ゆき」という白ヤギと「かぁ子とその仲間たち」というカラスたちがメンバーとのこと。

再び山道を走りピンネシリの道の駅に到着。

ピンネシリって「男の山」という意味のアイヌ語地名で、近くにある標高704メートルの山のことだ。

「女の山」は何というかというと「マチネシリ」という。

マグネットシールを買ったら何も用が無いので、すぐに音威子府に向かって出発。

音威子府駅の腰の角度が蕎麦の湯切りに最適の角度に適応した爺さんと婆さんの作る黒い蕎麦を食おうとおもって駅前に来たら、ちょうどその爺さんらしき人が曲がった腰でゆるゆると歩いてくるのが見えた。

近くの民家に入っていったが、そこは以前来たときに婆さんが蕎麦の材料を取りに行った家だ。

悪い予感がして駅で聞いてみたら

「〇〇さんが帰ってしまったので蕎麦はやってません。」

とのこと。

しまった、一足遅かったか。

それで先月来たときに食べた道の駅のレストランに行くが、ここはかろうじてカレーライスだけが残っていたのでカレーを食べる。

音威子府にはオヤジの実家があって農家をやっていたのだが、戸籍謄本に記載された住所に行ってみると今は住宅が建っていて畑は無い。

昔は音威子府なんて何処にあるんだかも良くわからないところに行くことは一生無いだろうと思っていたのに、なぜかしょっちゅう来ている。

宿泊地を初山別にしようと思っていて地図を見たら音威子府から中川に向かう途中の道が分岐していて、遠軽に行ける事になっている。

しかしナビに遠軽と入れると太い国道に誘導するので「やばい道かもしれない」と思い、初山別宿泊はやめて幌加内の道の駅で車中泊することにした。

かなり長い距離を走り続け道の駅「森と湖の里ほろかない」に着いたのが夕方の5時。

道の駅の売店は終了していたが、ここのマグネットシールは以前買ってあるので問題なし。

以前来た時と雰囲気が違うなあと思ったのだが、今年の4月に裏手にあるホテル「ルオント」がリニューアルしたのだそうだ。

http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2038/

早速日帰り入浴をする。

風呂から上がってみると駐車場には滋賀ナンバーのバンコンが1台のみ。

日が暮れかかった山の森でウグイスが鳴いている。

それもあちらこちらで。

とっても気持ちが良い。

実は幌加内で車中泊するのはあまり気がのらなかったのだ。

何も無い山の中だからだ。

しかし逆にこんな山の中だから大型トラックも通らなくて静かだ。

7月17日(金)

朝起きて、鳥の声を聞きながらコーヒーを飲もうと先日取り付けた1500Wのインバーターの電源を入れ、ティファールのスイッチを入れたらインバーターの警報が鳴った。

ヘアドライヤーも電子レンジも炊飯器も使えたのにと調べると、ティファールって定格1250Wもあった。

電子レンジだって500Wだからめちゃくちゃ電気を食う。

誘導電流でお湯を沸かす仕組みだろうけど、起動時には2から3倍の電流が流れるだろうから瞬間的に3000W以上になってプロテクターが遮断するのだと思う。

お湯を沸かすのにはコンロを使うのが良いようだ。

札幌に帰る途中、又増毛の寿司を食べることにする。

実は初山別に行く途中にも食べたのだ。

留萌で新しく出来た道の駅に寄る。

まだ白線引きの工事をやっていたが、随分車が停まっている。

「寿司居酒屋 忠」は混雑時には1時間以上待つことになるので、マグネットシールを買って出発。

11時ちょっと過ぎに到着。

普通は11時30分開店なのだが、観光客が多いときには11時には開くので早めに来てよかった。

10分程度でいつもの「並にぎり」が来た。

我が家はウニとかアワビとかシャコとか高い具が嫌いなので何時も「並にぎり」なのだ。

そうはいっても並でもカニとか入ってるけど。

エビの殻の出汁の味噌汁が美味い。

腹も満ち満足して帰路へ。

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