福井（片町）Ｂ級グルメ、長崎ギョウザ「長宝亭」、福井県内でついに見つかった「長崎皿うどん」を食べてみるが（7/10）

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自分は「長崎ちゃんぽん」や「皿うどん」は結構好きだが、去年の７月に福井に転勤してきたら福井で「長崎ちゃんぽん・皿うどん」を提供する店が全然見つからない。

去年の６月まで勤務していた北海道・札幌でもイオンモールのフードコートに入居しているケースが多かった長崎ちゃんぽん「リンガーハット」でもいいのだが、日本で唯一イオン自体出店していない福井県には「リンガーハット」すらなく、「長崎ちゃんぽん・皿うどん」が食べたくなったら隣の石川県まで食べに行くような状況だった。
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新型コロナウイルス感染症が福井の「夜の街」である歓楽街「片町」で発生したクラスターから、同じ店のお客さんから３人死者が出たが、３人とも自分と同じ50代だったこともあり、コロナが怖くてしばらく歓楽街に飲みに出るのは自粛していたが、福井県では４月２８日に確認された県内１２２例目の看護師を最後に新たな感染者の確認が途絶え、コロナ以前よりは頻度は減ったものの、徐々に「片町」へも再び飲みに出るようにはなっている。

翌日は休みで早起きする必要などなかった７月１０日金曜日、コロナは怖いが２ヵ月以上福井県では新たな感染者は確認されておらず、空いていてソーシャルディスタンスが保たれる店なら、人と話すときのマスク着用ときちんと手洗いすればリスクは低いだろうと夕飯がてら「片町」へ。

どの店に入ろうか「片町」を歩いていると、看板に「長崎ギョウザ」とか「一口ギョウザ」などと書かれている「長宝亭」という店を発見（写真１）。

自分は長崎でギョウザを食べたことはないが、おそらく同じ系統と思われる北九州や博多の一口餃子は好きで何度も食べている。
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へぇーっ、そんな店が福井にもあったのかと思い、その「長宝亭」で食べてみることに決め店内に入り、まずはメニューを確認したらついに見つけた（写真２）。

これはもうギョウザは次回でいい、蒸し暑い日だったので「長崎ちゃんぽん（920円）」ではなく今回は「長崎皿うどん（920円）」を注文。

蒲鉾やさつま揚げなど練り物やエビやイカなど海鮮系の具材が見当たらないものの、細い揚げ麺に塩味系と思われる白いあんがたっぷり、「皿うどん」と言えば「皿うどん」である。

ともかく食べてみるが、ほぼ揚げ麺タイプの「あんかけ焼きそば」である。

「皿うどん」には途中からウスターソースを掛けて食べたいところだが、カウンターに醤油はあれどソースはない。

とりあえずお酢は掛ける。

さっぱりして普通に旨い。

次にからしもないので、ラー油も追加。

ソースがないから「皿うどん」感はない。

「あんかけ焼きそば」としては普通においしい。

ラー油のほかにこれも入れてみよう。

いったん皿のフチにつけて、溶いて食べよう。

これもいけるな。

そうして食べ進み、最後の１口になった。

あんのベースが多過ぎたこともあり、揚げ麺と具材だけは食べ切った。

ソースがないから「皿うどん」を食べたというよりは「普通においしい揚げ麺タイプのあんかけ焼きそば」を食べたという気にしかならなかった。

次回ソースなど掛けることなどない「長崎ちゃんぽん」も食べてみないことには判断できないと思うが、少なくとも福井県には本場と同じ「長崎皿うどん」はないのではないかと確信せざるを得ないのであった。