アメリカで、The Satanic Templeが、ミシシッピ州の州旗に「In God We Trust.(我ら神を信ず)」を文言を入れるのは信教の自由を侵害しているとして訴訟を検討しているそうです。
現在のミシシッピ州の州旗には南軍旗の意匠が入っており、最近盛り上がっている差別反対運動の影響で変更することになったんです。
2020年11月に新しいデザインを完成させることになったんですが、デザインに「In God We Trust.(我ら神を信ず)」を入れることになってます。
で、これに反応したのがThe Satanic Temple。
「使われているシンボルが人種差別から、信仰の自由の制限に変わっただけで、差別的であることに変わりはない」として、このままデザインが変わらなければ訴訟すると言ってるそうです。
実はThe Satanic Templeは名前と違って悪魔を信じていなくて、サタンは恣意的な権威と社会規範に対する「永遠の反逆者」を表すシンボルとして使用しているだけで、平等主義、社会正義、教会と国家の分離を目的とした人権団体みたいな宗教団体なので、通常営業といえば通常営業な行動だったりします。
ま、アピールを兼ねたジョークなんでしょうねえ(笑)
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