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2020年06月07日20:22

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6/7(日)最新コロナ関連情報 身近な自然とトワイライト夜景 腐食性植物のギンリョウソウ 生田配水池展望台

6月7日(日)
 昨晩の雷雨から一転して、今日の首都圏は青空が広がっています。最高気温は26度、湿度は50%を切る程度です。昨日の日中や一昨日と比べると、蒸し暑さから開放されました。日差しがたっぷりある分、暑さを感じます。午後2時30分を境に、西から雲が広がっていきました。富士の頂は隠され、丹沢連山の峰々もかすんでしまいます。綺麗な夕焼け空を望むことは出来なかったものの、一日を通して雨が降る心配はありませんでした。

 
 初めに大阪府大阪市鶴見区の植物園では、50年かけて7mも成長した植物が話題になっています。メキシコ原産の「アガベ・サルミアナ・フェロクス」という種です。一生に一度だけ黄色い花を咲かせるのです。見ごろは6月中旬までになります。

 外部リンク 最後に一花、50年かけ7mに成長
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6110700

写真=リンク先から
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 大阪府では、東京都よりも早く公共施設が再開されています。6月6日の東京都内の新規感染者数が26人に対し、大阪府と隣接する京都府は、共に1人にとどまりました。東京都民が他の地方への移動を自粛すれば、関西地方の感染状況は落ち着くでしょう。翌6月7日の都内の一日当たりの新規感染者は14人と発表されました。小池都知事は、感染者が急増する夜の街関連で働く従業員等に優先的にPCR検査を実施する考えを示しています。5月31日から6月6日の感染者138人のうち夜の街関連の従業員は56人にのぼるのです。6月6日には、新宿エリアの同じホストクラブから12人の感染が判明しています。

 夜の街関連でなぜクラスター(集団感染)が発生するのか、陽が沈み、暑さが和らぐと、ウィルスの活動が活発化することも関係しているのかもしれません。感染症対策の専門家と共に東京都は対応に追われています。

 同じく福岡県の人口97万人になる北九州市でも感染拡大が起こっています。6月7日の一日当たりの新規感染者数は3名となりました。5月23日から16日連続、累計160名が感染しています。

 緊急事態宣言解除後、日本列島内では、東京都の夜の街と福岡県北九州市に感染者が集中しています。現に大阪府の7日(日)の感染者数は、前日の6日に続いて1人ずつにとどまりました。暑い夏場でも我々は感染症対策をとりながら、日常生活を送ります。




今日のネイチャー関連の記事では、北海道内でカラスを撃退するマガモの母親の写真が話題になっています。マガモは首都圏では冬鳥ですが、北海道では夏鳥です。春先関東以南から渡ってきて、湿原を中心に公園の池などで繁殖活動をします。
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6110560
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 他にも奈良県でお馴染みのニホンジカの行動にも変化が現れています。外国人観光客減により、閑散とした奈良県の東大寺前で、道の真ん中を堂々と歩いていました。

■奈良のシカ、観光客減で快腸 ゆるかったふん「黒豆」に
(朝日新聞デジタル - 06月07日 13:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6110733


 今回は、身近な自然と共に、夜景写真を紹介します。

 撮影舞台
・東京都立小山田緑地 https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index063.html

・身近な池の公園 過去の日記 2020年4月24日付け 休校中の子供達との距離を縮めるアオサギ その他の野鳥 カルガモ、カイツブリ、ミコアイサのメス
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975451807&owner_id=32437106

・稲城市上谷戸親水公園 https://www.koen-chikara.jp/2018/10/11/tokyotama_kasayatosinsuikoen/

・神奈川県川崎市多摩区 生田配水池展望台 夜景Navi https://yakei-navi.com/ikutahaisuitenbou/

 初夏は、野鳥達の子育ての季節、水辺ではカルガモやカイツブリの雛鳥を観察することができます。

 以下の写真はカイツブリです。池のある公園で撮影しました。2017年から4年連続子育てが行われているものの、今年に限り雛鳥は1羽しか確認できません。平均すると、一組の親から生まれる雛鳥は3羽から4羽になります。

 一人っ子の雛鳥は、巣から離れ、親鳥から給餌を受けていました。親鳥の方は、水中に潜って小魚を取り、口移しで雛鳥に与えます。

 撮影日5月31日(日)

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 同じ池でで暮らすカルガモの方は、3番子育てしています。休校中の子供達からパンをもらい、元気に暮らしていました。

6月3日(水)に撮影した1枚 子供達は生後1ヶ月になり、親鳥と変わらないほど大きくなっています。
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6月4日(木)に撮影した母鳥と小さな雛鳥たちです。
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 続く舞台は、町田市北部小山田緑地です。丁度多摩市との境目に当たります。地図の方からご覧になって下さい。

 掲載元 参考リンク ひろこの山旅
https://blog.goo.ne.jp/hirokonoyamatabi/e/ac056197a6f55ae4a47c1d1803f24c6e
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 6月2日(火)の夕方4時以降に写真撮影をしました。

開発前の多摩丘陵地帯の風景を色濃く残し、雑木林や水田、溜池など、懐かしい風景に出会えます。

 梅木窪分園のアサザ池から本園サービスセンターまでの道中に広がる田畑の写真になります。
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 園内のみはらし広場の脇にある雑木林で、菌類から栄養をもらう多年草のギンリョウソウを撮影しました。
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 腐食性の多年草のギンリョウソウは、植物分類学上ツツジ科に属します。4月から6月期に地面から芽を出すようです。森林性のゴキブリに果肉を提供する変わりに、種を運んでもらいます。
決して綺麗な植物ではないものの、姿形が奇妙な分、ひそかに注目されているのです。


 小山田緑地は、都立公園として管理されています。園内北部には、狭い道路の脇に、一戸建ての住宅街が点在します。最寄の小田急多摩線始発の唐木田から徒歩30分、昼間に散策すると、珍しい昆虫や植物に出会えることもあります。現に夏場には国蝶のオオムラサキが確認されているのです。
この日の夕方、ホトトギスと共に、ウグイスが鳴き声をあげています。例年首都圏に5月下旬頃飛来するホトトギスは、ウグイスの巣に卵を産みつけるのです。同じカッコウ科のカッコウと同じく、親鳥は育児をせずに産卵に専念します。抱卵から育児まで全てウグイスの親鳥に任せるのです。生物学では、他の鳥の巣に卵を生みつけ、子供を育ててもらう行為を「託卵」といいます。葉っぱが密生した環境では、姿を見ることはできません。ウグイス自信、ホトトギスに託卵されないように、必死に巣を守ります。我々の身近な場所で、ホトトギスとウグイスの攻防が続いています。

ホトトギスの子を育てるウグイスの写真は、weather Newsのページでご覧になって下さい。
https://weathernews.jp/s/topics/201805/100115/
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 2016年の夏、多磨霊園にてオナガに育てられるカッコウの雛鳥を撮影
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 3番目の舞台は、5月17日(日)に訪れた稲城市上谷戸親水公園と、神奈川県川崎市多摩区生田配水地です。

 最終目的地である生田排水池の展望台でトワイライト夜景を撮影する前、知人とチョウゲンボウの里上谷戸親水公園で待ち合わせをしました。

 傾斜が緩やかな公園内では、麦が育っています。
 
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 写真の上谷戸大橋で営巣しているのです。

 畑の南側の水路沿いの風車小屋の写真になります。
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 この数年現地でチョウゲンボウを見つめ続けている知人によると、現在抱卵中のようです。後日知人から聞いた所によると、6月には雛鳥が顔を出すと、予測していました。

 チョウゲンボウの様子を聞き、一安心して、夜景スポットの生田配水地展望台へと向かいます。

外部リンク 生田配水池展望台について グルコミ https://rubese.net/gurucomi001/?id=1088007

 現地に到着したのは午後6時30分過ぎです。高低差のある崖地を切り開き、一戸建ての住宅街が建てられました。夕暮れ時、展望台にはワンちゃんを連れた主婦が集り、ベンチに腰掛けながら、談笑していました。展望台へと繋がる218段の階段を昇り降りする高校生や若者の姿もあります。照明設備が充実している分、夜間でも安心して訪れることができます。

 5月17日の夜景が綺麗なトワイライトタイムは、午後6時57分から始ります。一眼レフカメラを平らな杭にのせて、スローシャッターをきります。

 今回は手持ちのコンデジも併用しました。

視界は、東北方向に開けています。小田急線の登戸駅と和泉多摩川駅とを結ぶ多摩川水道橋の奥に、東京タワーやスカイツリーが聳え立ちます。カメラの焦点を左へずらすと、地上60階の池袋サンシャインを望むことが出来るのです。

 トワイライトを迎えても、人が残っています。スマホでシャッターをきる人、ベンチに腰掛けながら、町を見渡すカップルまで、様々です。コロナの影響で緊急事態宣言が出される中、行楽地の公共駐車場は閉鎖されています。家族で気軽に訪れることが出来るのは、身近なスポットに限られます。小さな子連れの家族も、心地よい風に当たりながら、街並みを見下ろしていました。

 一眼レフでの撮影モードはF値10またはF11に設定しています。

 午後6時58分に撮影した1枚 右から東京タワー、白く縁取られた渋谷スクランブルエア、東京スカイツリー、新宿ドコモタワーが見えます。
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 午後6時59分にコンデジで撮影した1枚 写真右隅は、小田急線向丘遊園駅付近のマンションになります。

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 午後7時4分、手前の鉄橋は、小田急線の登戸駅と和泉多摩川駅とを結ぶ多摩川水道橋です。

F値11  S値10秒
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 午後7時8分に撮影した1枚

F値10 S値13秒
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 同じ時刻にカメラの焦点を北へずらして撮影した写真になります。タワーマンションは、京王線調布市国領駅付近になります。

F値10 S値13秒
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 三脚は使わなかったものの、平らな杭にカメラを固定できた分、スローシャッターを切ることができました。シャッターを長く開ければ開けるほど、光りを多く取り込むことができ、町明かりが瞬くのです。天気にも恵まれ、満足のいく写真が撮れました。 



 最後に生田配水池展望台から南へおよそ3kmに位置する生田緑地内の枡形山展望台で撮影した写真をご覧になってください。最寄は小田急線の生田駅の隣にあたる向丘遊園駅です。

普段午後5時まで開放されている展望台は、11月下旬から年末まで辛うじてトワイライト夜景を撮影することができます。季節限定の貴重なスポットです。

 関連日記 2020年1月28日付 マヌルネコの子供 川崎市多摩区生田緑地夜景
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974483649&owner_id=32437106

 2018年11月25日16時53分に撮影した1枚
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 2018年11月25日17時00分に撮影した1枚 トワイライトを2分ほど過ぎています。小田急線を入れることが出来ました。
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 2019年12月20日16時54分に生田配水池展望台の方向に向かってシャッターを切りました。こんもりと盛り上がった丘の先端部が配水池になります。
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 2019年12月20日16時57分に、西南側の東名高速道路をとらえた写真です。
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約3km離れた生田配水池展望台からは、木々が生い茂る森や宅地によって視界が遮られ、東名高速道路を眺めることはできませんでした。視界の広さを比べると、枡形山展望台が上回ります。

 5月の天気が良い日は、日暮れでも半袖姿で出歩くことができます。生田配水池展望台で撮影した5月17日の日中は、気温28度、湿度60パーセントを越えていました。夕暮れ時は一段と涼しく感じられます。

 緊急事態宣言が解除された6月は梅雨に入ります。関東では例年6月8日に気象庁から入梅が発表されているものの、今年は高気圧に覆われた影響でやや遅れる見通しです。

 関東地方でも公共施設が次々と再開されている中、雨の日が続くと遠出しずらくなってしまいます。晴れ間を縫って、身近な自然を観察し、夕暮れ時トワイライト夜景を撮影したいと思います。

■「夜の街」従業員に検査を 小池知事「できるだけ早く」
(朝日新聞デジタル - 06月07日 17:58)
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