朝から上天気 野菜の手入れ 緑のズッキーニ 昨日受粉したので 二、三日後には収穫できそうだ トマトもきゅうりも大きくなって来た ナスは50センチは掘り下げて肥料を入れたので 肥料が効くのは来月後半からかな 梅の木の伐採 少し空間を広げて空気を日当たりをよくするために適宜に切る
今宵の音楽は ワーグナー:『ニーベルングの指環』第3夜
神々の黄昏 【第３幕】
ラインの娘たちがジークフリートに指環を返すように求めるが 彼は聞く耳を持たず
ジークフリートとハーゲンが狩に出掛けて宴の際にジークフリートは忘れ薬の解毒剤を飲まされる 記憶が戻る 彼はブリュンヒルデを思い出したが ハーゲンに背中から槍で刺され ブリュンヒルデを讃えながら息絶える
「ジークフリートの葬送行進曲」が流れる中 遺体がギービヒ家の館に ラインの娘たちからすべてを聞いたブリュンヒルデ ジークフリートの遺体の周りに薪を積んで火を放つ そのとき ライン川が氾濫 すべてを飲み込む ラインの娘たちはその中で指環を奪還し 指環を追ったハーゲンは溺れ死に
ブリュンヒルデの放った火は 神々の居城ヴァルハラにも燃え移り あわれ神々は火に包まれ その栄華は終焉
女性の愛と死（自己犠牲）によって救済されるという構図がある このオペラはあらすじが分かってないとさっぱり理解ができない また 多くのオペラも 出来れば原作を読んでみるとか あらすじをきちんと予習しておくとかすれば 一段と理解が深まろうと云ふものだ
昼に焼きそばを作る 昨日キャベツをいただいたので 昨日は千切りしてサラダのなかへ
今日は焼きそば ソース味 付属のインスタントな粉末調味料を200ccくらいの水と共に入れて ついでにとんかつソースも入れて二、三分煮る そして汁気を取り除く フライパンを傾ければ水分は流れる 九割ほど水分を取り除いて加熱 焦げ付く前に取り分ける 全然油気のない焼きそば ほんのりソース味 うまし ちなみに初めて私の焼きそばを食べるとほとんど味がしない と思うかも 食べ終わる頃 そういえば味がついていたな とわかる 夕飯は王将の唐揚げの残り だいたい一人25グラムくらいに 厚揚げと玉ねぎの卵とじ 厚揚げ一人半分の半分 ご飯味噌汁 今日は重労働だったが これだけ
午後は梅枝切り 熱くなり大汗だ 4じ半過ぎに風呂に入って久しぶりに体重計に乗る 10日くらい前は51.2キロ 今日は大汗で50.６キロ 今夏は高校生の頃の体重に戻るかな 高校生の平均体重が４８キロであった ちなみに血圧は朝測るが 123 77 脈拍71 今週三日間測って三日とも上の血圧は123であった
今日は与謝野晶子の忌日である もともと妻子のあった鉄幹に恋し その情熱で大阪から東京に上った晶子の若さの爆発した歌が多い 20歳を少し過ぎた晶子だった 晶子は63歳のとき 荻窪の自宅で亡くなる(昭和17年5月29日)
先に亡くなった鉄幹(昭和10年没)を偲んだ歌が多くあり胸に詰まる かくも愛されてみたいものだ
人の世に君帰らずば堪えがたしかかる日すでに三十五日
青空のもとに楓のひろがりて君亡き夏の初まれるかな
なお晶子が亡くなった時 高村光太郎が 詩・与謝野夫人晶子を弔ふ と云ふ詩を残してゐる
５月の薔薇匂ふ時
夫人ゆきたまふ
夫人この世に来りたまひて
日本に新しき歌うまれ
その歌世界にたぐひなきひびきあり
らうたくあつくかぐはしく
艶にしてなやましく
はるかにして遠く
殆ど天の声を放ちて
人間界に未曽有の因陀羅綱を顕現す
壮麗きはまり無く
日本の詩歌ためにかがやく
夫人一生を美に貫く
火の燃ゆる如くさかんに
水のゆくごとくとどまらず
夫人おんみづからめできせ給ひし
５月の薔薇匂ふ時
夫人しづかに眠りたまふ
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