レオンスカヤ待望のシューベルト初期ソナタ集

ずいぶんとご無沙汰です。生存証明でもないですが、本日とっても素晴らしいＣＤを入手したのでこれを機会に。

エリザベート・レオンスカヤのシューベルト初期ピアノソナタ集のリリースがアナウンスされてから半年余り。発売の延期に延期が重なり、半年経ってようやく今日届きました。昔のＬＰの箱みたいな豪華装丁にもビックリ。

半年間待った甲斐がありました。想像以上に素晴らしい内容。後期の作品だと究極とも言えるゆったりテンポの演奏も多いのですが、初期作品だとそんな印象はなくナチュラルに音楽が流れています。

とはいえ、アプローチは後期作品と変わるところはないように感じる。というか、どの曲も彼女にとっては大切なのではないかな。音符少なめでさりげなく？のところもしっかり弾き込まれているから演奏が長いと感じることもなく、ずっと聴いていたくなる。この人の弾くシューベルトはやはり（私感ですが）格別です。

実は、後期の全集を買いそびれていたのですが、入手可能なことがわかり思わずポチってしましました。３大ソナタ以外にもＤ８４０とかＤ８９４とか聴いてみたい曲が多いので。注文していたものとは言え、思わず宝物を拾った幸せな基分に浸っています。