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2020年05月16日19:00

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コロナ関連最新情報 5/16 開催延期が続く演劇・ライブエンタメ業界 B'z HOME-Band session-動画公開

5月6日にGWが終了して10日経過しました。例年観光地が賑わう季節、今年は閑散としていました。長野県軽井沢市では、昨年の同時期と比べると、観光客の数は、5%程度とみられています。

 当初、4月7日(火)に日本政府が発出した緊急事態宣言は、ゴールデンウィークと共に終る予定でした。政府は、感染症対策の専門家の提言により、期限を5月31日(日)まで延長しました。

 日本列島では47都道府県のうち、大都市に感染者が多い傾向にあります。一方で岩手県は未だに1人も感染者を出していません。従って、経済の影響を考慮し、34県では外食産業の自粛要請を解除する方針が示されました。図書館や公民館など公共の施設も使用できます。鳥取県や鹿児島県、岩手県では、5月7日から公立高校の授業を再開しました。

 今回、コロナウィルスによる演劇やコンサートを含むイベント開催の行方について、まとめました。全3章で構成されています。

 第1章は、最新のコロナウィルスの関連情報と共に、高校野球の現状、活動休止に追い込まれる演劇団体を取り上げました。

 第2章は、デビュー32年目を迎えたB'zの2人とバックのバンドを含む6人による「HOME-band sessionー」動画を公開しました。お二人によるセッション動画の反響受けて、新たに海外に散らばるバックメンバーも加わり、6人によって演奏されたのです。

 第3章は、緊急事態宣言解除後の大規模イベントの開催について書きました。既に感染拡大第2波を懸念して、1年以上ツアーを延期するアーティストも出ています。CD売上減少に反比例するように、ライブエンタテイメント業界は、収益を伸ばしてきました。今危機的な状況にさらされています。

 未知の新型ウィルスによって、我々の日常生活は脅かされてしまいました。今後有効な治療薬と共にワクチンが開発されても、日本を含め世界経済は大きく変わるといわれています。日本の国会でも、窮地に陥ったイベント業界や観光業界、飲食業界を救うため、迅速な対応が求められます。自治体からの休業要請に従った飲食店は、家賃負担が経営を圧迫していると、訴えています。今こそ政治的早期決断を下すときです。

写真=東京都の市区町村を表した地図 掲載元 東京都電気商業組合 http://tokyo-ds.com/
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  第1章 5月15日付け コロナ最新情報 苦境に陥る高校野球、舞台業界
 

 本日5月16日(土)、東京都の一日の新規感染者数は14人と判明しました。前日は9人、前々日は30人、3日前は15人となっています。累計感染者数は5051人です。

 なお東京都と隣接する神奈川県では15日、新規感染者数が16人と発表されました。そのうち8人が横浜市内で確認されています。14日新規感染者数が東京都を上回り、32人となっていました。陽性反応を受けた32人のうち、19人は県庁所在地の横浜市在住です。緑区の鴨居病院、元気会横浜病院、旭区の聖マリアンナ医科大横浜市西部病院で、院内感染が起こったことが原因です。神奈川県に問わず、東京都でも引き続き、院内感染と共に、クラスター対策をとります。

 写真=神奈川県の地図 掲載元 DIAMONDO ONLINE https://diamond.jp/articles/-/133595
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 日本政府は5月14日、専門家会議のメンバーの意見を聞いたうえで、全国47都道府県のうち39県の緊急事態宣言を解除しました。対象区域は、特定警戒都道府県以外の34県と福岡県、石川県、愛知県、岐阜県、茨城県の39県になります。
 
 感染のリスクを恐れていては、企業の倒産件数の増加に歯止めがかかりません。危機感を抱いた舞台芸術団体は、劇団四季や東宝など大手が40社が中心となり、5月14日付けで「緊急事態舞台芸術ネットワーク」の設立を発表しました。ネットワークには、東京芸術劇場など公共団体も加わっています。

写真=緊急事態舞台芸術ネットワークのホームページより http://jpasn.net/
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 2月26日(水)に安陪総理大臣が大規模イベントを開催する主催者に自粛要請を出して以降、公演中止や延期によって、多大な損害を受けていると、訴えました。所属する連盟に任意でアンケート提出を求めたところ、16社のうち2社の損失額は30億円以上、3社が10億円から30億円と公表されました。照明などを担うスタッフ会社も、6社のうち3社が半年から1年以内に事業継続が困難になるとの見方を示しています。

 詳しい記事はこちらです。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000076-kyodonews-cul

 

 5月15日、もう一つ大きなニュースがありました。日本高野連が、102回全国選手権大会(夏の甲子園)を中止する方向で最終調整に入ったことが明らかになりました。春の選抜に続き、夏も開催も無くなれば、一生に一度しかない高校生活最後を迎える3年生の球児は、日頃の成果を発表する場を失ってしまいます。既に8月に開催予定の全国高校総体は、4月30日に中止が発表されました。

高野連は、感染者数が都道府県単位で異なる状況を踏まえ、地方大会の開催については一律中止の方針は示していません。開催可否については、各都道府県の高野連の裁量にゆだねました。

 現に感染者数0人の岩手県では、既に学校も再会され、県内で対外試合を開催しています。緊急事態宣言解除された39県のうち、20県の連盟は、地方大会の開催を視野に入れています。

 日本政府が引き続き県を跨ぐ移動を控えるように要請している以上、例え無観客でも全国大会の開催は難しかったと想像できます。今月5月20日に正式発表されます。

 写真掲載元 日本経済新聞 5月15日付 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59138290V10C20A5CE0000/
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 既に日本全国で夏の行事にも影響が出ました。文化の秋におこなわれるイベントの開催可否の判断はされていません。暑い夏場、一般市民は、感染第2波を警戒し、引き続き、手洗いや室内の消毒、マスク着用などを求められます。ウィルスを抑えこめば、秋の文化イベントの開催に繋がります。今こそ日本全国民の一体感を示すときです。

 


                  第2章 B’z 「HOME-Band seccion-」動画公開

 4月25日(土)から5月6日(水・祝)まで12日間に渡ったSTAY HOME週間企画は、先週に終っています。大都市を中心に8都道府県で緊急事態宣言の期間が延長されている以上、我々は引き続き、極力人との接触を減らし、家にとどまることを求められています。

 大規模イベントの開催が出来ない今、日本のミュージシャン達は、Youtubeを通して、動画を配信しています。日本でCDを最も売り上げたB'zは、STAY HOME週間企画に参加し、過去リリースしたDVD&Blue-ray作品を一挙公開しました。

 関連日記 4月28日付STAY HOME週間にちなみ、B'zのお二人がシングル曲「HOME」をセッション  https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975503913&owner_id=32437106

 4月27日には、B’zのヴォーカリスト稲葉さんと、ギターの松本さんが、それぞれの自宅スタジオをネット回線で繋ぎ、名曲「HOME」のセッション動画を配信しました。

 ラフな格好で歌う2人の姿が、インターネットで話題になりました。公開20時間で100万回再生を突破しています。なお動画を鑑賞した彼らをサポートするバックのバンドメンバーが、国を跨いで、HOMEを演奏したいとの申し出があったそうです。今度は、B’zの二人と、海外に散らばるバックのバンドメンバーが加わり、6人で「HOME」を披露しました。

 こちらのサイトです。動画も再生できます。BARKS 2020年4月30日付け 



https://www.barks.jp/news/?id=1000182023

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 バックの演奏が加わると、奥行きが広がります。お二人のセッション時のように、アットホームな雰囲気を崩さず、ギター、ベース、キーボート、それぞれの音色が上手く溶け合っていました。ドラマーはシンバルを使わずに、リズムを取りながら、叩きます。コロナ禍により不安が広がる中、動画を見ることにより、心身共にリフレッシュすることができます。

  B'zはデビュー30周年を記念して、2018年に開催した全国ツアー「Plesure2018-Hinotori-」公演を終えると、バックのバンドメンバーが、全て代りました。2019年のツアー「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE」では、新しいバンドメンバーで望んだのです。B’zのお二人が希望したとおり、海外からの実力派ミュージシャンがそろいました。

 Youtubeの公開動画 リンク B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE
https://www.youtube.com/watch?v=52b-46YzX8A

 サポートメンバーの詳細について書かれたサイトです。B'z 超まとめ速報
https://bztakkoshi.com/live-gym/bzlive-gym2019/aboutsupportmembers

 1998年7月8日にリリースしたシングル「HOME」をバンドセッションした豪華なメンバーで、再度ライブツアーを開催できる日が来るはずです。全てはコロナの収束次第になります。

    
             第3章 コロナ収束後に向けて


 日本の音楽業界では、ライブやミュージカルを含むイベントを開催できず、苦しい状況に陥っています。人気ミュージシャン達も活動に制限をかけられました。

 人気男性ユニット「ゆず」は、3月28日(土)からスタート予定だった全国13箇所28公演に渡るツアーを、1年半後の2021年秋に後倒しする決定を下しました。

 日本のソロシンガーの中でCD売上枚数最多記録を誇る浜崎あゆみは、2018年10月19日(金)と20日(土)に千葉県松戸市森のホール公演を皮切りに、開催期間2年に渡るロングラン公演を開催しています。全3章からなる「TROBLUE」と題したツアーは、当初4ヶ月間のツアー日程を組んでいました。狭い空間でアーティストとファンとの一体感が産まれたライブは、大好評でした。主催者は、2019年3月にオフィシャルサイトにて、ファンを驚かせる発表をしました。ツアーの続編となる第2章の公演日程を公開すると共に、第3章まで続くと、告知したのです。3章全てあわせると、101公演になります。

 写真=ツアータイトル名となった2018年8月15日にリリースしたミニアルバム「TROBLUE」のジャケット
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 2019年5月1日(火)と2日(水)の千葉県文化会館から第2章が幕を開け、8月16日と17日の山形県なんようホール公演で、一端区切りをつけました。2019年12月31日に代々木第一体育館で開催した一夜限りのカウントダウンライブを経て、いよいよ最終第3章の開催に向けて、準備を始めます。翌2020年、2月から8月にかけて、2年に渡るロングラン公演の最終章がスタートしました。初日となる2月20日(木)と21日(金)、会場に設置する消毒液を倍増し、スタッフにマスク着用を義務付け、埼玉県三郷市三郷文化会館2daysをを予定通り開催しました。翌週2月29日(土)と3月1日(日)に行われる愛知県名古屋国際会議場センチュリーホール公演は、日本政府からの要請を受けて、公演3日前の26日に急遽開催を自粛する決断を下しました。同会場の2日間を含む、5月末まで予定していた18公演を延期しています。振り替え公演の発表は未だにありません。感染拡大が落ち着いた段階で、代替日程を発表するとみられています。

 写真=一夜限りのカウントダウン公演で熱唱する浜崎あゆみ スカパーテレ朝放送時に撮影
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 安陪総理大臣が2月26日に自粛要請を出した際、多くのイベント関係者は、1ヶ月もすれば事態が収まると期待していました。3月14日(土)以降の開催に向けて、準備を進めていたに違いありません。福山雅治のライブの主催者は、今回の事態は長引くと想定していました。安陪総理大臣が、大型イベントの開催自粛を要請すると、早々と決断を下しました。3月19日(木)と21日(土)、22日(日)に横浜アリーナで開催予定のデビュー30周年を記念した3days公演を中止し、チケット購入者に全額払い戻す方針を示したのです。

 安陪総理大臣は、当初要請期間を3月11日(水)までの14日間と期限を定めていました。期限前日の3月10日(火)、専門家の意見をきいたうえで、主催者に対して、引き続き10日間自粛を延長するように求めました。その間、感染症対策の専門家が警戒した感染爆発は免れたものの、日に日に欧州からの帰国者を中心に陽性者が報告されています。あわせて、感染経路不明者も増加しました。3月19日(木)に専門家会議の副座長を務める尾身茂氏が、記者会見の場に現れました。主催者に対して、引き続き大規模イベントの開催は感染症対策の観点から好ましくない、慎重になって欲しいと、呼びかけました。

 写真=埼玉スーパーアリーナ 撮影者私 2019年4月7日(日)浜崎あゆみのライブ観戦前
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 日本では、感染者増に備え、PCR検査体制を整え、重傷者向けの人工呼吸器、病床の確保に務めました。また軽症者の受け入れ先として、各自治体が滞在先のホテルを借り入れました。

 日本では、専門家が評価するとおり、感染爆発には至らず、辛うじて持ちこたえています。3月初旬以降、欧米では感染者が急増する「オーバーシュート」の発生により、医療崩壊が起こりました。
 危機感を持った東京都の小池都知事は3月25日に記者会見の席につきました。ボードを使って具体的に「オーバーシュートが起こるか、起こらないかの重大局面に差し掛かっている」と示しました。

3月下旬以降、東京都や大阪府を中心に、クラスター(集団)が顕在化します。感染拡大に伴い、大規模イベントの自粛要請期間は、無期限となりました。福山雅治のライブの主催者の判断は正しかったのです。早期決断により、イベントキャンセルによる損害を最小限に抑えることができました。

 B’z自信2020年、ヴォーカルの稲葉さんとギターの松本さんは、それぞれ別々に海外の有名ミュージシャンとタッグを組み、ライブツアーを計画していました。コロナの影響により、開催自体中止となりました。2021年以降、B’zの二人は、どう動くのでしょうか。2020年にたてた予定を一年繰り越すとなると、B’zとしての活動は2022年まで3年間見られないことになります。ファンは複雑な気持ちを抱いているでしょう。今後、お二人は独自の音楽性を追及するため、度々別れて、活動していくに違いありません。2023年には、節目となるデビュー35周年を迎えます。

 写真=B’z オフィシャルファンクラブ「B'z Party」の会報誌より 所有者私
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 6月以降、日本は欧州各国のように段階的に経済活動を再開していく可能性があります。感染症対策の専門家が作成した新しい生活様式では、日常生活において、窓を開けて喚起をする、手洗いやうがいを徹底することを求めています。

 イベントの主催者に対しては、開催について万全の対策を施すように注意しています。
・室内イベントは100人以下での開催、収容率50%未満程度
・野外イベントは200人未満での開催

 新しい生活様式に沿うと、感染リスクの高いライブコンサートやロックやジャズなどの大型フェスの開催は、当面難しいとみられています。もちろん、主催者側は、既に予定していた公演を延期、または中止にすると、経済的負担が大きくなります。延期や中止の判断を下しても、使用会場の賃料などを含めて、キャンセル料が発生します。公演当日に近ければ近いほど、キャンセル料はかかるでしょう。感染症によって開催を取りやめても、イベント中止保険が適応されないのです。
 日本の法律では、例え緊急事態宣言下でも、イベント開催の可否は、主催者次第になります。強行開催しても、行政から阻止されることはありません。その変わり、指導を無視したペナルティーとして、行政のホームページ上で主催者名を公表されます。

現実的に、街中のパチンコ店では行政からの指導を無視して営業できても、大規模イベントを開催すれば、世間から厳しい目を向けられます。主催者は、イベント早期再開に向けて、対策を練っているに違いありません。

 例えば1万人規模のアリーナで開催する場合、人と人の接触を避けるべく、収容人数50%以下で行う可能性があります。隣の人との間を1席開ける。飛まつによる感染防止の観点から、着席による鑑賞を求められ、マスク着用を義務付けられるかもしれません。個人的には、ロックコンサートが、クラッシックコンサートのような雰囲気になると予想しています。 

 コロナ後、間違いなく世界は変わるでしょう。我々は今、感染症をきっかけに、適応力が求められています。

 ワクチンや治療薬の開発はもちろんのこと、一刻も早い収束を願います。




















都内で新たに14人の感染確認
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6084535
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