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2020年05月09日19:46

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無言歌は続く

 朝から晴天 と云ふことでようやくトマトを定植 我が家にきて十日か二週間 ようやく花が咲いてきたので 植える位置を確認しながら植えた トマトは花芽が見えてから定植するものである ちなみに肥料はいらない 十円玉くらいになったら追肥 小匙1かな トマトの茎が小指より太くなったら肥料のくれすぎである 鉛筆の太さが理想だそうだ 中玉苗と小さい鈴なりタイプ二つ 中玉が3つ 7つあったので残り二つが桃太郎か それにプロ用苗8本 どこにも流通していない苗だそうだ プロ御用達 種屋にさんが特別に都合つけてくれた

 今宵の音楽は ブダペスト四重奏団の芸術〜ライヴ・レコーディングス
CD 11 シューベルト
 ピアノ五重奏曲 イ長調 D. 667「ます」
 Recording: April 26, 1956

 アルトゥール・バルサム(ピアノ)
 ヨーゼフ・ロイスマン(ヴァイオリン),
 ボリス・クロイト(ヴィオラ),
 ミッシャ・シュナイダー(チェロ),
 ジュリアス・レヴァイン(コントラバス)

 ピアノ五重奏曲 イ長調 D. 667「ます」
 Recording: May 16, 1946
 ジョージ・セル(ピアノ)

 ブダペスト弦楽四重奏団

 今宵二枚目の音楽は EMIエンジェル名曲の世界10枚組
 最後の一枚 ウィンナ・ワルツの楽しみ
 円舞曲 美しく青きドナウ
 入江のワルツ
 円舞曲 天体の音楽  裏返して

 円舞曲 ウィーンの森の物語
 円舞曲 オーストリアの村燕
 円舞曲 ウィーン気質

 ロベルト・シュトルツ指揮 ウィーン交響楽団  日本人が愛してやまないウィンナ・ワルツ  親子二代のヨハン・シュトラウスの代表作を中心として 古き佳き時代のウィーン その香りを今に伝える演奏 ウィーン音楽の真の伝統を伝える最後の人 ロベルト・シュトルツ

  人生に別離なかりせば 誰か恩愛の重きを知らんや  蘇武

 有名な漢詩で 弟の出世に送った言葉で もっと長い いい漢詩なので書いておこう

  近別不改容  近き別れは容を改めず
  遠別涕沾胸  遠き別れは涕胸を沾す
  咫尺不相見  咫尺にして相ひ見ざるは
  實與千裏同  實は千裏と同じ
  人生無離別  人生離別無くんば
  誰知恩愛重  誰か恩愛の重さを知らん

 別れていても近くにおればその姿も変らぬが 遠く離れた別れとなれば涙が出てくるものだ しかし近くにいてもお互いに行き来することがなければ 千里の別れと変わらない 人生というものは別れがなければ 恩愛の重さを知ることがない

 似たようなのが 干武陵の漢詩 「歓酒」 

  勧 君 金 屈 卮
  満 酌 不 須 辞
  花 発 多 風 雨
  人 生 足 別 離

 君に勧む金屈卮
 満酌辞するを須いず
 花発けば風雨多し
 人生別離足る

 普通に日本語にすると

 君に勧む金屈卮
 あなたに勧めよう この金の杯を。 

 満酌辞するを須いず
 杯になみなみと注がれた酒を遠慮する必要はない。

 この詩には井伏鱒二の名訳がある
 コノサカヅキヲ受ケテクレ
 ドウゾナミナミツガシテオクレ
 ハナニアラシノタトヘモアルゾ
 「サヨナラ」ダケガ人生ダ
   (井伏鱒二『厄除け詩集』)

 
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