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3月27日金曜日は、午前中は仕事でクルマであわら市役所を訪問していたので、福井へ帰る途中で昼飯を食べて帰ろうとあわら市の坂井市との境に近いとんかつ屋へ行ってみたが、ネットでは営業時間とのことだったが営業していなかった。
そこで、スマホで福井へ戻る経路沿いの店で、キャッシュレス決済すると6月までは国の5%還元対象店舗でPayPay払い可能な店を調べ、坂井市丸岡の国道8号沿いにある怪しい雰囲気を醸し出しているお食事処「茶柱」に寄ってみた(写真1)。
和食中心の食堂兼居酒屋といった感じのメニュー構成である(写真2)。
市街地からは外れた田んぼの中を通る国道沿いという立地だが、主力顧客は国道を通るドライバーよりは毎日食べに来る近所の農家や年寄りを相手にしているようで、自分以外の客は日替わりの定食を注文しおかみさんとなれなれしく話しながら食べている。
しかし、自分は坂井市の外れで普通の定食を食べるつもりはないので、何を食べようかメニューを見て悩みながら「牛すじ丼(800円)」に決めた。
すると、自分がイメージしていたトロトロに煮込まれた「牛すじ」とは異なり、サイコロ状の「牛すじ」が盛られた丼が配膳されてきた。
ともかく食べてみると、コリコリとかなり固い食感の牛すじで非常に噛み応えがあるが、甘い味付けが旨い。
何口か食べ進むと、ねぎと牛すじの下から生卵が出てきた。
そこで、黄身の薄皮を破ると黄身がトローリ流れ出す。
噛み応えのある甘い牛すじに卵黄のコクがまとわりつきおいしい。
途中からは唐辛子も振り掛けていただく。
これ旨いな。
よく考えたら「牛すじ煮込み丼」じゃなく「牛すじ丼」なんだからこんなのもアリじゃんなどと納得しながら食べ進み、最後の1口になった。
ともかく、こんな「牛すじ丼」初めてである。
おいしくいただき完食。
自分以外は常連客ばかりだから説明しなくても分かるんだろう、どこにも書かれていなかったが食後にコーヒーと常連客の差し入れだと言うお菓子のお裾分けまで出てきた。
わざわざ福井市から食べに通うような店ではなかったが、家の近所にこんな店があったら便利で通うだろうと思える店であった。
今年創業50周年を迎えるそうで、4月26日は半額サービスとの案内が掲示されていた。
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