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去年の7月にソースカツ丼が名物の福井勤務になって最初の週にカツ丼類を1週間に3食も食べてしまい、さすがにそんなペースでトンカツばかり食べていてはカラダに良くないと反省し、翌週からは1週間にトンカツは2食までと自主規制している。
ただし、1週間にトンカツを2食食べなかった未消化分は翌週以降にキャリーオーバーして消化するのはOKとしている。
福井でソースカツ丼が評判の店は確かにおいしいと思うが、値段は800円以上するのが一般的で少々高い。
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ところが、たまたま福井で借りている賃貸住宅から歩いて5分圏内にソースカツ丼専門店「福井家」があり、1番人気の「ロースかつ丼」が480円(税別)だし、「チキンかつ丼」なんか400円(同)と激安で、しかも有名店と比べても味も遜色なく、月に1・2回は通っている。
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前の週は火曜日にミルフィーユ(カツ)が乗ったカレーを食べて早くも週2食までとした「トンカツ枠」を消化してしまっており、翌週新たに「トンカツ枠」が付与されるまでカツ丼を食べられない状態でようやく週が替わった3月22日日曜日は、昼飯は近所のスーパーの弁当を食べてしまったが、どうしてもカツ丼を食べねば寝られない気分だった。
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そこで、夕飯は「福井家」へ食べに行った。
「令和二年春祭春のおすすめ」メニューとして掲載されているメニューの中に「福井三昧セット(税別880円)」というのがある(写真2)。
福井は、日本そばも「越前そば」などど呼ばれ有名で、中でも福井県民に1番ポピュラーなメニューが「おろしそば」である。
また、福井市は全国の都道府県庁所在市の中で厚揚げ・がんもどき類の世帯当たり消費額が57年連続して不動の1位でもある。
「福井三昧セット」は、福井名物の「ヒレミニ丼(税別350円)」と「おろしそば(ハーフ・同340円)」と「厚揚げ(同220円)」を1食で全て味わえるようにセットにした夢のメニューである。
1000円は掛からないものの税込金額は968円になり、「福井家」としてはかなり高く感じる値段のメニューだが、この日はお昼にスーパーで弁当などを買ったところPayPayの全額戻ってくるキャンペーンに当たり実質タダだったこともあり、激安がウリの「福井家」としては高いメニューを食べてもいいだろうと注文(写真3)。
「ヒレミニ丼」は確かにボリュームは多くないが、それでもヒレカツは1枚ではなく2枚盛られている。
トンカツにソースを掛けるのではなく、薄目の豚肉に目の細かいパン粉を付けて揚げたトンカツをソースに浸すのが一般的な福井では標準的なトンカツである。
揚げ立てで当然旨い。
福井のソースカツ丼は、トンカツを盛る前のご飯にもソースを掛けるのが一般的で、標準的なスタイルを踏襲してご飯にもソースが掛けられている。
ソースはただのウスターソースではなく、かなり甘めの特製ソースであり、トンカツなしでソースが掛かったご飯だけでもそこそこイケる。
厚揚げも、居酒屋などでは福井では当たり前のことではあるが、ここはカツ丼屋なのにちゃんと豆腐からお店で揚げて作っており揚げ立てである。
添えられている大根おろしとネギを乗せ、醤油を掛けていただく。
カツ丼屋とは思えないクオリティーである。
外はカリッと揚がっており、中はトロトロでめちゃめちゃ旨いな。
おろしそばも専門店のように手打ちではないが、まともな感じである。
それもそのはず、ちゃんと二八そばなのだ。
つゆは自分好みの味より薄味だったが、カツ丼屋だと考えれば及第点である。
おろしそばでさっぱりすることもあり、途中からはソースカツ丼に特製ソースを追い掛けして味を濃くしてしまえ。
カラダには良くないのは間違いないが、旨いものは旨い、マヨネーズまで掛けるのは辞めておくからいいだろう。
おいしい。
そして最後はソースカツ丼を食べ切ってから大根おろしが残ったそばつゆでシメる。
完食すればもう大満足である。
1食で福井名物3種を楽しめ、それで1000円でお釣りがくるなんて素晴らしいのである。
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