2年後への延長がいいのではないかなあ、なんて素人なりに考えていたところに、一年未満の延長となったオリンピック。
へえ、コロナ禍の中、随分緊迫したことで、なんて思っていたら、なんだ、AB首相、任期来年夏までだったのか。
まあ、それはそれとして。
なかなか、五輪の延期を今まで決められなかったわけで。
五輪の計画変更が大変なのは、そこに多額のお金が絡んでくるから。
なんで、お金がかかるのかというと。
選手だけじゃなく、関係者も来る。
報道関係者も来る。
お客もたくさん来る。
運営費もかかる。施設を作るのだってお金がかかってるし、維持費も大変。
放送権料なんてのも発生していて、計画が変わると、おそらく違約金なんかが発生する。
そもそもが、各国、国の威信をかけて選手を養成しているわけで、各々の国でオリンピックを目標に、莫大なお金がかかっている。
ふう。
でも。
「オリンピックは、世界で楽しむ運動会」
「いだてん」の中で、そういったのは、阿部サダヲ演じる田畑政治だったか、役所広司演じる加納治五郎だったか。
だったら、運動会らしくやればいいのだ。
国の威信なんてかけてもらっちゃ困る。
チームは、赤と白のみ。
国籍もなんもすべてシャッフルして、紅組と白組に分けてしまおう。
競技だからメダルは渡すけど、国ごとのメダル数なんてものを公にする奴は厳罰。
おのおのの競技には世界選手権みたいなものがあるから、そっちで世界一とか、決めればいいじゃん。二つもいらない。
で、そんなオリンピック、見る人いるのか、というと、そんなにはいない。
でも、それでいい。お金がそれほど動かなくなる。人も動かなくなる。
出る人が、楽しめればいい。運動会なんだから。
ちなみに。
真夏の2週間にいっぺんに全競技をやろうとするから無理がかかるんで、一年中やってればいい。春から秋まで、運動シーズンは長い。室内競技なら真冬でもオッケー。
今年は、オリンピックイヤーだね、なんて、いつも、国立競技場では何らかの競技をやっている。そんなのがいいんじゃないだろうか。
いっぺんに人がくるわけじゃないから、道路だって直さなくていい。
無理に宿泊施設を作る必要もない。
すぐに廃墟になってしまう施設もいらない。競技場は、一つでいいじゃん。
お金、そんなにかかんないよ。
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