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2020年03月25日18:19

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E線がクリープ?

 急に寒くなって昨日からちょっと調子が悪い。
 午前中にバイオリンを取ってみると、D線もG線も緩んでいる。温度変化の影響かもしれないが、この今使っている新しいバイオリンは、ペグがイマイチフィットしきっていない。
 E線も全然下がっているのだけど、こちらはいくらチューニングしてもすぐに音程が下がってしまう。それも2度も3度も下がるというちょっと異常な感じ。どうもクリープが起こっている。E線以外の弦だとガットでもナイロンでもそういうことはあるのだが、E線は基本的に線引きしたスチールだから、常温でクリープというのはちょっと考えにくい。当たり前だが、こういう現象が起これば、弦が切れるのは時間の問題。というか、チューニングしてもすぐに2度も3度も下がってしまうのでは練習にはならない。
 まだ、新しく張ったばかりの弦だったがあきらめて古い弦に張り替える。工業製品だしこんなことがあっても仕方ない。確率的事象。

 昨日放送されていた対局。稲葉八段の勝ちゲームだとおもえたのに、終盤で受け間違っての逆転負け。夜のニュースで、キャスターが、「暗いニュースばかりの中で、こんな明るいニュースが、、」云々と言っていたが、それ負けた稲葉八段の立場とか全く考えていないコメント。
 まだ稲葉八段には1時間以上時間が残っていて、十分考える時間があった。軽く歩を合い駒にしていれば勝ちだったのだけど、手厚く受けたように見える金打ちが敗着。本人も桂に成られたのを見て「あっ」と思ったろう。そのあとは詰将棋になってしまい、双方ほぼノータイムで進む。
 藤井七段は中盤で長く考える傾向がある。昨日の対局では、形勢が後手に傾いてしまい、寄せ合いで相当苦しい状況だった、稲葉八段がまだ2時間半ぐらい残している時に、藤井七段は残り11分、という感じだった。見ていた人はほぼ全員、逆転はない、と思っていたのではないだろうか?
 そういう意味で、少なくとも昨日は「運があった」。そういう日もある。実力だけではない、相手が人間だからミスもするし、受け間違うこともある。運も実力のうち、と言えばそうだろう。人と人が対局する、という面白みはこれからも続いていく。

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藤井七段 3年連続で勝率8割台
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6020805

 将棋の現役最年少棋士の藤井聡太七段(17)は24日、大阪市福島区の関西将棋会館で指した第61期王位戦挑戦者決定リーグ戦(白組)で稲葉陽八段(31)に129手で勝ち、3勝0敗とした。藤井はこの日の勝利で今年度の通算成績が52勝12敗(未放映のテレビ対局を含む)となり、最終戦を残して、プロ入りから3年連続で年度勝率8割台が確定した(1年目は10勝0敗だが、対局数が少ないため勝率記録は対象外)。

 日本将棋連盟の記録(判明分)によると、過去に中原誠十六世名人(72)と羽生善治九段(49)が2年連続で年度勝率8割台を果たしたが、3年連続は初めて。藤井七段は「記録は全く意識していなかったが、一局一局全力を尽くして結果を残せたのはよかった」と話した。藤井は今年度の勝率1位と勝数1位が確定している。

 王位戦リーグは紅白2組に分かれて各自5局戦い、各組優勝者が挑戦者決定戦を行う。【新土居仁昌】
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