ミッチ（マット・デイモンさま）の妻・ベス（グウィネス・パルトロー姐さん）は、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。フリージャーナリストのアラン（ジュード・ロウさま）は、伝染病ではないかと考え始め……。
アマゾン・プライムビデオにて約10年ぶりに再見。今観ると途轍もなくリアルな描写に驚愕します。現在流行っているコロナウィルスの致死率が4%前後と低いのですが、本作のように致死率が20%〜30%台になるとこうなるのだろうなと言う気がします。
二回目観て感心するのは、実に伏線の張り方が巧みなことと、グウィネス・パルトロー姐さんにケイト・ウィンスレット姐さん、ローレンス・フィシュバーン御大にマット・デイモンさま、ジュード・ロウさまにマリオン・コティヤール姐さん、そしてブライアン・クランストンさまとキャストが豪華過ぎると言う事に尽きます。
やはり今観ても圧倒的にプロだなぁと感心するのは、ケイト・ウィンスレット姐さん演じたミアーズ博士でありまして、あの状況下でも冷静な判断を下せるのかぁと唸りましたし、ジュード・ロウさま演じたゲスなフリー・ジャーナリストのアランと対照的でございます。
ウィルス蔓延を描いた映画では、昔は『復活の日』がありまして職場でも話題に挙がった程なんですが、今観るとしたらマスク着用の件も含めて此方に軍配が上がります。
ウィルス発生の日と場所を淡々と映し込む本作は、スティーブン・ソダーバーグ監督の最高傑作のひとつでは無いでしょうか？
https://www.youtube.com/watch?v=fd8L-LC-QEM
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