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2020年03月04日01:15

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来週の演奏会は中止です。


 と、夜になって連絡が入った。
 チャイコフスキーの6番悲愴とボロディンの2番というプログラムで、どちらもやったことのない曲。割と楽しみにしていたのだが、去年の年末の第九で右腕をひどく痛めてしまっていて、本格的な練習をやれないまま残り10日になってしまっていた。
 結果的に新型肺炎のあおりを喰って演奏会が中止になったのは良かったのかもしれないが、報告を聞いて気分は落ち込んだ。

 まあ、切り替えていくしかない。次はエルガーの1番。早速音源を聴いている。めちゃめちゃいい曲ではないか! 頑張ろう。 次の9月の演奏会までにこのコロナウイルス騒ぎが治まっているかどうかは分からない。が、感染力の強さから考えて、2・3か月で多くの人に感染が進行して、同時に抗体が作られ事態が鎮静していくだろうと予想ができる。2月に入って中国での発症者の数が増えなくなってきているのがその証拠だろう。
 また、様々な投薬が試されていて、その中には有望なものもちらほら出てきている様子。いつまでも未知の感染症、というものでもない。もっとも、肺炎を引き起こす感染症の怖さ、というのを改めて知らしめられた出来事でもある。人間の身体で、相当弱点である「肺」に炎症が起こるのは致命的であるし、その原因がウイルスの場合は細菌感染である結核とはまた違った怖さがある。ちなみに調べてみると、平成30年の日本での結核の死亡者数は2200名を超えている。決して安心できるようなデータではないが、多くの人はツベルクリン反応の検査を受けていて一応抗体があることを確認している。高齢化が進んで、若い時にできた抗体が効かなくなっていくようなので、こうした問題に対して改めてワクチン接種という手法を50歳ぐらいで行う必要もあるのだろう。
 新型肺炎に対しても、いずれワクチンの研究が進むのだろうが、日本では何故だかワクチンを「悪」のように言う人が多い。一見すると賢そうに見える人、賢いような発言をしている人が、如何に愚かでバカなのかを如実に語る事実なのだが、一連のコロナウイルス騒動もその結果であることを、一体どうすれば理解されるのかは私には分からない。
 マスクが売り切れる、ぐらいのことはまだわかるのだけど、トイレットペーパー・ティッシュペーパー・キッチンペーパー、おむつ、さてはて、花崗岩や玄武岩を売り出す人たちまで、愚か者の連鎖が何処までも続いている。

 今日C級1組の順位戦が放送されていたので、ちらちら見ていた。割と古い形の相矢倉戦であったが、中盤の仕掛けから一気に形成を引き離して、あっという間に決着が付いてしまった。対戦相手の真田8段を気の毒に思うぐらい。
 真田8段にしてみれば先手番で戦型を誘導できる立場なのに、いいところが全然なかった。最後は余りにも差が付きすぎていて、「思い出王手」が出てしまう始末。そこまで指さなくても良かったのでは、と見ていた人の多くは思っただろう。
 藤井7段は、3年間順位戦を戦って、負けたのは1局しかない。もう全然C級の実力ではないのだが、最低でもあと2年B級で勝ち上がらないとA級にはなれない。先は長いように感じるが、おそらくその間にタイトル挑戦者になるのだろう。この強さでA級になったときに無冠というのはちょっと考えにくい。

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■藤井七段、全勝で昇級「良い形で終われた」 C級1組
(朝日新聞デジタル - 03月03日 23:52)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5995477

 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が3日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第78期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終10回戦で、真田圭一八段(47)に88手で勝ち、今期成績を10勝0敗とした。藤井七段は2月4日の9回戦で9連勝とし、一つ上のB級2組への昇級を決めていたが、10戦全勝で昇級に花を添えた。

 対局は午前10時に始まり、午後10時25分に終局した。勝った藤井七段は「今期は全勝を目標にしていましたので、良い形で終われたのかなとは思います」と話した。敗れた真田八段は「(藤井七段に)ずいぶん落ち着いて指されたな、という印象ですね」と話した。

 順位戦は、名人戦の予選にあたる。例年、6月から翌年3月にかけて指される長丁場のリーグ戦。持ち時間が6時間と長いのも特徴だ。名人になるには、順位戦でC級2組→C級1組→B級2組→B級1組→A級と、4回昇級を重ねたうえで、最上位のA級で優勝して名人挑戦者になり、さらに名人との七番勝負に勝たなければならない。

 今期C級1組には36人が参加。成績上位2人が昇級する仕組み。

 また、C級1組からB級2組への、もう一人の昇級者は、9勝1敗の佐々木勇気七段(25)に決まった。(佐藤圭司)
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