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2020年03月03日05:40

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錦糸町と亀戸の関係

錦糸町・亀戸は、「副都心」の名の通り、そこには一大繁華街が形成され、平日、休日を問わず多くの人で賑わっています。しかし同じ副都心仲間といえば、上野、新宿、澁谷、池袋、そして臨海かな、それらに比べれば、何とも小規模な副都心です。

錦糸町は新宿になりたくてもなれなかった街と揶揄されることもありますが、副都心というならば、なんとなく錦糸町と駅前が似ている蒲田だって、十分その権利があると思います。ダーティーイメージの南口を下手にいじらず、北口にそごうを誘致してみたら、これが見事に飛んで、現在はアルカキットとしてユニクロとダイソーを武器に奮闘中です。

また、シネコンとショッピングモールを収容する複合型商業施設のオリナスの内覧会に招待され水野美紀などに会わせていただきましたが、オープン当初こそ話題性もあって混雑していたのですが、錦糸公園の先にあるという立地条件の悪さに加え、魅力的な店舗の誘致に失敗したため、平日は閑古鳥が鳴いている始末です。

今やJR錦糸町駅の北口は、ファミリー層に大人気の錦糸公園と東京スカイツリーの玄関口と化しています。対するダーティーな南口は、実は墨田区からすれば場外馬券場もあるドル箱エリアです。さらにテルミナには絶好調のヨドバシカメラもあって、墨田区にすれば、触らずにしばらくそっとしておきたい、というのが正直なところでしょう。

そんな南口はパッと見、東京の副都心というよりも、コテコテの関西系です。街自体が雑多で、消費者金融系の看板が目立ち、小風俗店の乱立、場外馬券場、数多くの焼肉店、夏には「錦糸町河内音頭まつり」というのも開催されています。とはいえ、こうした錦糸町・亀戸副都心の話をした場合、どうしても話の中心は錦糸町になってしまうのです。

2地区でひとつの副都心といっても、何ともアンバランスな関係なのです。そもそも、墨田区の錦糸町と江東区の亀戸を一緒にしているのが大間違いです。錦糸町の存在感が強すぎて、亀戸はいつまでたっても「墨田区亀戸」扱いのままです。墨田区民にすれば、亀戸の存在なんて所詮そんな認識でしかないのです。

住吉も同じようなものだけど、こちらは深川に守られているのが強みです。亀戸側が強気に「江東区錦糸町」といえる、パワーバランスには永遠にならないのです。しかし江東区民側からすれば、それはそれで一向に構わないかもしれません。

錦糸町のニセ新宿ウイルスが、京葉道路、蔵前橋通り、そして武蔵野線に乗って亀戸に流れたおかげで、亀戸には風俗店が立ち並んでいます。ラブホテルもあります。一応、江東区で風俗店、ラブホテルといえば亀戸にしか存在しません。というわけで、亀戸はもう錦糸町から脱却すべきです。何といっても押上が台頭してきたことが大きいです。

押上はスカイツリー建設で何を勘違いしたのが、積極的に町の再開発に取り組んでいます。それによって、押上の天然記念物ともいえる、下町情緒たっぷりの庶民派飲み屋は存続の危機に立たされています。錦糸町は副都心として組む相手を押上にすればいい。墨田区は墨田区同士、仲良くやって欲しいと思うのです。

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