「私のクラシック音楽好きを知っている上司からコンサートの招待状を譲り受けた。」と
以前、書いたが同じ方がＣＤを持って来られた。面白そうなので有難く頂戴した。
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=232213&id=1958095051
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
交響曲第６番「田園」ヘ長調Ｏｐ．68
指揮：レナード・バーンスタイン(1918〜1990)
管弦楽：ニューヨーク・フィルハーモニック
我が家にはバーンスタインのＣＤは１枚しかない。理由の一つが母が隠れカラヤン
ファンである事。私自身二人とも同時代の音楽家ではない為、肩入れはない。
本曲、本当に「田園に着いた時の愉快な気分」にさせてくれる。第１楽章はAllegro ma
non troppoであるが、二分音符イコール66という楽譜通りではないかと思われる、
かなりのハイペース。第２楽章「小川の畔」はAndante molto mossoなので落ちるが
実質的なスケルツォの第３楽章「田園の人々の楽しい集い」はAllegroにしては、
ゆっくりだと思ったらトリオがとても速い。雷が落ちる第４楽章はピッコロや
ティンパニーが出て来る。ヘ短調という不吉な音色の調で本曲中、最も激しい。
このティンパニーの響きはモダン楽器のもの。アタッカで入る終楽章は感謝の祈り。
バーンスタインのそれは、ゆっくり。Allegrettoなのだが。
ベートーヴェンの交響曲では唯一の５楽章構成の大曲。ゆえに演奏機会が多くないのか
生演奏は３回しか聴いた事がない。今年は予定通りならば聴く機会があるので久々に
聴くのを楽しみにしている。
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