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2020年02月27日20:10

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地球にはいくつも衛星があるのでは?

 今日の午後、あられが降ってきたかと思うと、土砂降りに近い雪に変わって驚いたが、10分ほどでやんでしまった。積もるようなことはなかった。春の天気。

 地球にいくつも衛星があるのでは、という疑問は古くからあったが、ずっと「月」以外の衛星は見つかっていなかった。確定した話でも何でもないのだが、地球の周回軌道上では月の重力の影響が強すぎて、永続的な衛星軌道に入れる天体が無いのだろう、という推測は簡単につく。
 人工衛星は通常何らかのエンジンを積んでいて、時々軌道を修正しながら運用される。衛星の寿命はそのエンジンの燃料の量で大体決まってしまい。軌道修正が出来なくなったら、最後の燃料を使って地球に落下させるか、もっと高い軌道に放り投げるかして後続の衛星を投入しても問題ないような処理をされる。

 そういうエンジンを積んでいない天然の衛星は、地球と月、そして太陽の重力で段々軌道が変化してしまい、いずれ周回軌道から弾き出される、という結末は容易に計算できる。
 地球ー月 のような割と質量の近い天体が連星系を作っているケースは太陽系だと、冥王星ーカロンの例があるのだが、それ以外の惑星には主天体に対して極小さな質量の衛星しか存在していない。土星には立派な輪があるが、木星・海王星・天王星にも輪が存在していることから、重力につかまって衛星になっても、不安定な軌道の衛星は主天体に近づいたときに破壊されて粉々になる、という結末もまま想像に難くない。地球でもそんなことは起こるのだろうか?

 とにかく、二つ目の月が見つかったのはものすごい発見だと思う。大発見ではないか?
 ぜひ、固有名をつけて欲しいと思う。小惑星は発見者に命名権があるが、このケースもそうなるのだろうか? 前代未聞の発見なので、相当ロマンティックな命名で良いと思える。(例えば「セカンドムーン」とか)

 20等級にしかならないようなので、個人の持っている望遠鏡なんかでは見ることは望むべくもないのだが、プラネタリウムなどで映像を見られるようにしてほしいものだと思う。

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■地球に「第2の月」見つかる 小惑星が3年ほど周回中
(朝日新聞デジタル - 02月27日 19:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5989101

 地球の周りを回っている「第2の月」が見つかった。小惑星や彗星(すいせい)を捜索している米アリゾナ大のカタリナ・スカイ・サーベイが発見し、国際天文学連合が25日に発表した。直径2〜3メートルの小惑星が地球の重力に捕まり、3年ほど前から地球を回る衛星になっていたらしい。ただ、軌道が極めて不安定で、数カ月後には再び遠くへ飛んで行ってしまうとみられる。

 スカイ・サーベイの天文学者カッパー・ヴィエルチョス氏によると、「ミニムーン」は今月15日、アリゾナ州レモン山にある口径1・5メートルの望遠鏡が発見した。探査機「はやぶさ2」が着陸した「リュウグウ」と同じC型というタイプの小惑星で、有機物や水を豊富に含むと考えられる。

 地球の軌道付近を飛んでいた小惑星が、地球の重力に引き込まれ、一時的に地球の衛星になったらしい。小さいため20等級ほどと暗く、「2020 CD3」と名付けられた。
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