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2020年02月15日21:50

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【プロ野球】2月15日中日対千葉ロッテ練習試合(北谷公園野球場)

今年になって初めての野球中継観戦でした。動画を止めて選手のプロフィールとかも観ながらだったので、結局4時間も観てました(笑)

この時期、練習試合やオープン戦は観ていて楽しいですよね。レギュラー未満の、下で活躍してこれからに期待の若手や、昨年まで調整とかで出ていなかった選手がどの程度復活しているのかを観られたりで、勝敗以外に見どころが実に多くて最初から最後まで楽しめます。

両チームの先発は柳裕也と二木康太。共に、これからのチームを背負って立つ、チームの顔になっていくエース候補ですよね。実力は既に認められているので、後は実績だけの二人です。

二人とも、この時期にしてかなりの仕上がりに見えました。もちろん、厳しいところに変化球とかは投げてませんでしたが、柳はしっかりコースに投げ分けられていて、これは今年も期待できるな〜と言う感じでしたね。

中日の投手は

柳裕也→ゴンサレス→阿知羅拓馬→鈴木博志→木下雄介→藤嶋健人

でした。新外国人のゴンサレスは、まずまず良かったのではないでしょうか?とにかく外国人投手は投げさせてみないと分からない部分が多いのですが、あの角度のある速球は魅力ですね。ロドリゲスの代わりになるかどうかは分かりませんが、この時期の外国人投手にしてはまとまっているようにも見えましたし、もう少し見たい投手です。

阿知羅拓馬は…いったいどうしてしまったのだろう…と不安になるほど悪かったです。とにかくストライクが入らない。マウンドでも落ち着かない様子で、思うように投げられてない様子でした。たまたま無失点でしたが、内容はありませんでしたね。

鈴木博志は二イニング投げましたが、1イニング目は悪い時の鈴木博志でした。球が高めに浮いてカウント悪くして、置きにいった球を打たれる感じです。でも、2イニング目は良かったですね〜鈴木博志らしい重たいストレートをストライクゾーンで勝負している感じでしたから。あれなら打たれません。打者と勝負できている感じでした。

木下雄介は、野茂英雄に教わったと言うフォークが見られました。これは期待できるのではないでしょうか。でも、詰めが甘くなって打たれるのは昨年同様。思い切りの良さが身上だったと思うのですが、どこか物足りない印象です。

藤嶋健人もそうですね〜球は実に良かったと思います。ぐいぐい攻めている感じがとても良い印象で、もっと投げるところを見たい。でも、本人が言うようにクローザーを任せられるかと言うと…とにかく8回と9回では重みが全然違いますからね!岡田が今年もヤルと言ってくれているので、やっぱり岡田俊哉に任せられたらと思います。イヤ、実際のところ岡田俊哉もクローザーとして盤石とは思っていませんけどね。でも、このまま実績を積んでいけば、いつの間にか平野佳寿や増井浩俊みたいになってないかなと期待しています。

打者では、このキャンプで期待され結果も出している溝脇隼人が良かったです!結果以上の打撃でしたね。亀澤の後継者として良いのではないですか!!今日は足首の違和感で試合を回避した周平の代わりに出場しましたが、もっと一軍で活躍するところを見たいですね。そもそも期待されていたのに、怪我で出番を失ってそれから機会を失っていましたので今年こそ頑張って欲しいです!荒木二世となってほしい!!!

他に打撃で目立ったのは、まずビシエドはさすがの安定感でしたね。今日は結果は出ませんでしたが、これは大丈夫でしょう。京田の打撃は、結果こそ4打数1安打でしたが、それ以上に良くなっているような気がします。この辺は感覚ですが、昨年よりも打席に粘りが出ていたように思います。良い意味で積極的と言うか。やはり、昨年一昨年の結果は本人も不本意なのでしょう。今年の京田にも注目したいです。

根尾くんが出ていましたが、まだまだ一軍の技術ではない感じですかね〜でも、センターの守備は良いのではないですか!期待通り、ホームへの良い返球も見せてくれましたし。しかし、どうしてもロッテの藤原恭大と比べると、どこかまだ物足りなく感じてしまうのです。アレはなんなのですかね?どことなく石川昂也の方がまだ貫禄あるように感じてしまうのですがwww

捕手では木下、桂、加藤が受けて、最後に代打で期待のルーキー郡司が登場しました。リードと言うところは評価が難しいのですが、気になったのは桂のリードですかね。阿知羅と博志だったのですが、どちらも以前の中日のやたらとコースの隅を突くばかりの逃げのリードと言う感じで、特に阿知羅とかは可愛そうに思ったかな。全然ストライクが入っていなかったのですから、ここは逆に阿知羅らしい渾身のストレートをコースとか気にしないでズドンと投げさせたらまた変わったようにも思ったのです。まあ、リードは結果なので分かりませんですが。

バッティングについてはまんべんなく結果が出てませんが、どんどん振ってくる郡司には杉山とは違って六大学三冠王の肩書に期待したくなりました。桂依央利のバッティングが期待できるとか記事を読んでいたのでもっと見たかったかも。1打席ではちょっと分からない感じでしたかね。木下の体が大きくなっていたようで、そこにも期待したいですね。打席ではないですが、盗塁をしっかり二塁で刺していましたし。もっとも、あれは走るの見え見えだったので、刺して当然って感じでしたがw

あと、思うのは石川駿が変わったように思えなかったのがかなり残念でした。同じく全然物足りないと思ったのが武田健吾。この辺にはどんどん出て来て欲しいと思うのです!

ロッテの方で思ったのは、まずは昨年まったく登板してなくてどうしたのかな?と思っていた大谷智久が貫禄の投球だったことと、難病からの復活した南昌輝の両ベテランがしっかりイニングを締めていたのがさすがだと思いましたね。そして、昨年ブレイクの中村稔弥の安定した投球が見ていて良かったです。

野手でもいろいろ見どころありましたが、特に楽しかったのはフルスイングで期待の和田康士朗が藤嶋健人からツーベースを放っていたのが期待したくなります。三盗も決めていましたからね〜早く支配下になって欲しいですね!!!

試合そのものは中日が3−2で勝ちましたが、勝ち負け以上に面白かったのが良かったです。今年も、ペナントレースが始まるのが楽しみでならないです(*^^*)ノシ
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