「エル・チカーノ　レジェンド･オブ･ストリート･ヒーロー」

「未体験ゾーンの映画たち2020」の1本。チカーノとは、メキシコ系アメリカ人のこと。主人公がチカーノなので、どんな映画なのか、興味を持って観たが、敵はメキシコ人なので、要は、諸悪の根源はメキシコという、いかにもアメリカンなストーリィ。まぁ、アメリカ映画だし、当然か。
主人公ディエゴ・エルナンデスは、ロス市警の熱血刑事。メキシコから越境してくるメキシコ・マフィアに、相棒を殺され、自らも休職処分に。で、仮面のヒーロー、エル・チカーノに変身し、メキシコ･マフィアやその手先と戦うという、私刑礼賛映画である。
要は、たとえ、チカーノであれ、アメリカ人。戦う相手は、同胞のメキシコ人なのだ。う〜ん、何だか、どっちらけ。
前日、同様、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、観た。何か、この「未体験ゾーンの映画たち」を観に来ているのは、ほぼ同じ顔ぶれで、要は、私同様、ヒマ人なのでしたぁ〜。私は、あと1本、タイのホラー映画で、BNK48のメンバー主演の「ストレンジ･シスターズ」を観て、打ち止めとする。