また、仕切ろうとする手合が表れたか

それぞれの場には「培われた風土」があるものだが、青臭い考えを振り回して仕切ろうとする手合が表れることは珍しくない。例えば女性従業員は昔は「職場の花」とか「花一輪」としてもてはやされたが、ギスギスになりがちな職場の雰囲気を和ませる効果があった。
そのためお茶くみが女子従業員の役目とされたのはもとより、時には尻を触ることも行われていた。

今でこそネットは猫も杓子もと言うが如く、利用してない人の方が少ないものの、ネット創世記では一部の人達だけが利用していた。そのために開拓者たちならではの風土によって従来にはなかった文化が生じたが、ネットが話題になるにつれて場を弁えない新参者が次第に増え、「ネットならではの味わい」を損ねてしまう行動に出るようになった。それは端的に言えば、一般社会の延長としてネットを捉えようという禍々しい振る舞いのことであるが、新参者からすればネットは異常な社会として見えていたことだろう。

折しも別のネット（インターネット）が立ち上がり、人々は大挙してそちらの方に流れていってしまう事になったものの、ある日「ネチケット」なるものが掲げられているのを見つけた。私のような古参からすれば「後からノコノコやってきて、何を甘いことを言ってるのか」と表現できるほどのものであったが、ネットならではの特性を理解できてない者はいずれは落とし穴に落ちてしまうだろうと思った。

そして時が経ち、騙されたの、誹謗中傷をされただの、自撮り画像が転載されたなどというのが珍しくなくなってるが、それらは「世の中には善人だけがいるわけではない」という在り来たりのことを心得られず、迂闊に見知らぬ他人を信用して「個人情報を気軽に出してしまった」ための成れの果てである。


スクールセクハラ防止へ知識を
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5933885