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2019年12月21日22:12

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声劇台本を作成しました!「帰ってきたラビット蛙。」





※ 金銭が絡まなければ使用自由。
大幅な改変等はツイッター @annawtbpollylaまで要許可申請。

自作発言は厳禁です。 ※





※ こちらの作品は以下の作品と同様、「USR ウルトラスーパーレア」シリーズ作となっています。単独でも楽しめるようになっていますが、良ければ他のシリーズ作も見てあげてくださると喜びます。

「ラビット蛙(かわず。)は今日も生きています。」
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「スパイダー先輩って最高に良い人なんだぜ!」
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想定時間
30分程度

男女比
男性2:女性1

登場人物。

ラビット蛙(かわず。):ハンドルネーム『ラビット蛙』。本名は相良だが、配信の中では嘘の個人情報として、本名は浜崎ということになっている。優呑(うどん。)と同い年で付き合っていて、またスパイダーの妹であるが、いずれも配信の中では隠していて、優呑(うどん。)とスパイダーの後輩という設定になっている。女子大学生。


優呑(うどん。):ハンドルネーム『優呑』。本名は別にあるが、配信の中では嘘の個人情報として、本名は中村ということになっている。ラビット蛙と同い年で付き合っているが、配信の中では隠していて、スパイダーと同じくラビット蛙の先輩という設定になっている。男子大学生。


スパイダー:ハンドルネーム『スパイダー』。本名は別にあるが、配信の中では嘘の個人情報として、本名は馬場ということになっている。ラビット蛙の兄であるが、配信の中では隠していて、優呑と同じくラビット蛙の先輩という設定になっている。男子大学生。








「帰ってきたラビット蛙。」


優呑先輩「そろそろ久々の配信かぁ…ちょっと緊張しますね。」

スパイダー先輩「ああ、こいつの四股踏みが終わったらな。一人ではたまにしていたみたいだが…三人揃ってなんていつ以来だ?」

ラビット蛙「197…198…。」

スパイダー先輩「お、もう少しか…。」

ラビット蛙「199……200……201…。」

スパイダー先輩「200で終わりじゃないのか…。」

優呑先輩「今日は調子が良いから行けるところまで行こうモードなんですね、ラビット蛙の奴。」

スパイダー先輩「そのようだな。」

優呑先輩「……いやぁ、いつ見ても綺麗な姿勢だこと。」

スパイダー先輩「まったくだ。一回一回を丁寧に、ただ回数を重ねるのではなく神経が行き届いている。」

優呑先輩「くれぐれも、俺配信の中では『優呑(うどん)』って名前ですからね。」

スパイダー先輩「普段からそう呼んでんだろ。俺は『スパイダー』な。」

優呑先輩「はーい。」

スパイダー「…おうよー。」

優呑先輩「……ふぃー。……暇だなぁ。」

スパイダー先輩(生徒)「……よし。がらがら。先生、おはようございます!」

優呑先輩(先生)「…っん。こらぁ、そこの不良生徒君っ!遅刻だぞ!何してた!」

スパイダー先輩(不良生徒)「けっ!うるせえよ。ただ道ばたでおろおろしてる小学生の女の子が居たから、母親らしき女性と再会するまで少し離れたところから見てたら電車に乗り遅れちまったんだよ!」

優呑先輩(先生)「嘘吐け!普段から早めに来てる君が、それで電車を一本二本逃したくらいじゃ遅刻しないだろ!君の事だからどうせ、その母親らしき女性が本物の母親だとちゃんと確証が持てるまで見てたんだろ!」

スパイダー先輩(不良生徒)「ああそうだよ!その女の子の口からその女性に対する『ママ』って言葉が出てくるまでは心配で一応見てたんだよ!悪いか!!」

優呑先輩(先生)「いや、何事もなく本当に良かった!席に着きなさい!」

スパイダー先輩(不良生徒)「ありがとうございます!」

優呑先輩(先生)「では授業を再開するぞー。えっと?…ああそうだ。みんなも知っての通り、今年4月から元号が福守(ふくもり)から円日(えんにち)に変わったわけだが、その福守(ふくもり)の一個前。先生が生まれた千元(せんげん)の時代において日本はいわゆる高度経済成長を迎えた。その事を顕著に示すのが……」

スパイダー先輩(優等生)「ふっ、やれやれ。先生の授業も退屈ですね。僕ほどの優等生になると、もうこの辺りの話はすでにインターネットで学び尽くしていますから、暇で暇でしょうがない。周りのレベルに合わせるのも苦労するというものですよ。」

優呑先輩(女生徒)「ねえねえいけすかない優等生気取り君っ!昨日のテレビ見た?『千元、福守、円日生まれのみつどもえクイズ対決』面白かったよね!」

スパイダー先輩(優等生)「びびびび美少女ちゃんっ!!う、うんうん、見た見た。おもしししししろかったよね!?……よっし良かった。全然見てなかったけどお父さんが食事中ずっとテレビつけっぱにしてたお陰で聞き流してはいたから、一応話題についていける!確かあれは……。」

優呑先輩(実況者)「さあさあ!千元生まれ、福守生まれ、円日生まれの各世代代表によるみつどもえクイズ対決が、今始まります!それぞれの時代の代表者はこの方々です、どうぞ!」

スパイダー先輩(千元代表)「千元42年生まれ、千橋 元太郎(せんばし げんたろう)じゃ。名前は縮めて『千元』とでも呼んでくだされ。どうぞよろしく。」

優呑先輩(福守代表)「福守33年生まれ、福山 守上(ふくやま まもるのかみ)です。まだ3歳ですが、そこらの3歳とは“格”が違うんで。むしろそこらの大人より精神年齢は上なんで。あ、あとタメ口で良いよ。気軽に『福守くん』って呼んでくれれば良いからさ。」

スパイダー先輩(円日代表)「円日元年生まれ、円願寺 日衛門(えんがんじ にちえもん)です。まだ生後2か月の若造ですが、皆さんの胸を借りるつもりで頑張ります。……先のお二方に倣って私の事も『円日』と呼んでいただきたく存じます。」

優呑先輩(実況者)「くくく…今まで散々、テレビ番組で我々福守生まれ達を馬鹿にするためのクイズ番組を見てきた。しかし元号が変わった今!ついに!!自分たちがされてきた事をそのまま下の世代に八つ当たりで発散するチャンスが回ってきたのだ!!あーっはっはっはっは!!今日はせいぜいこき下ろされつくして帰るが良いわ、円日生まれ君っ!!!」

ラビット蛙「はいお待たせ。」

優呑「あ、四股踏み終わったんだ。」

ラビット蛙「ほっとくといつまでも馬鹿やってそうだから、250回で切り上げた。」

スパイダー先輩「ここからが面白くなりそうだったのによぉ。」

ラビット蛙「待たせたのは悪かったけど、あれ絶対収集つかなくなって終わるパターンのやつでしょー。昨日の宇宙飛行士の話の二の舞。」

優呑先輩「宇宙飛行士?」

ラビット蛙「お兄ちゃ……っん、んん。スパイダー先輩と昨日の夜宇宙飛行士と宇宙人の恋愛って題目で即興劇したらわけわかんない事になったってだけだよ。」

スパイダー先輩「お前今お兄ちゃんって言おうとしたろ。配信の中では俺がお前の兄な事も優呑がお前と付き合ってる事も全部内緒で、しかもお前がそのあたりがバレないようにって言うからわざわざ普段から配信用の名前で呼んでんだからな。」

ラビット蛙「大丈夫大丈夫!この前一人で配信した時にそのあたりの予防線張っておいたから!」

スパイダー先輩「予防線?」

ラビット蛙「スパイダー先輩って配信の中だとあんなんですけどね、裏で私と二人っきりになると『なぁ、俺の事スパイダー先輩じゃなくてお兄ちゃんって呼んでくれね?』とか言ってくるんですよぉ。困ったもんですよ。って言っておいた!」

スパイダー先輩「ふざけんなよてめぇ!?優呑、お前からも言ってやってくれこいつに!」

優呑先輩「へー、俺以外の人をわざわざ恋人設定にして劇したんだー。へー。その劇の中ではどんな恋愛してたんだろうなー。」

スパイダー先輩「どうでもいいところで引っかかってんじゃねえよお前も!!」

ラビット蛙「もー、かわいいなぁ。ごめんね?良い子良い子。」

優呑先輩「ははは、冗談冗談っ。」

スパイダー先輩「イチャつくなもうっ!もうどうでも良いからさっさと配信始めるぞっ!!」



ラビット蛙「皆さんこんにちは!みんなの信じる唯一無二の天使こと、ラビット蛙でございますっ!!!」

優呑先輩「優呑と申します。」

スパイダー先輩「ふぁははははは!待たせたな!!この俺がスパイダーだ!!」

ラビット蛙「あ、二人で話してる時よく『お兄ちゃんって呼んで』とか言ってくる事を暴露されたスパイダー先輩だ。」

スパイダー先輩「黙れ貴様は!!」

優呑先輩「はいはい、いちゃつかない。司会のラビット蛙さん?今回のゲームは一体どのようなものなのでしょう?」

ラビット蛙「ええ、今回のゲームはですね、なんとなんと。限定ダジャレ大会です!私がお題を出しますので、そのお題の単語を使ってダジャレを考えてもらいます。考えついたら口頭で『ピンポン!』と言ってもらい、回答権を獲得したらダジャレを言ってもらいます!そしてそれに私が点数をつけます!但し、普通のダジャレ大会と違うのは回答権獲得の段階で私がNGダジャレを告げるという事です。」

優呑先輩「では実際にやってみましょう。」

スパイダー先輩「さあ来い。」

ラビット蛙「では…!!『布団』!!」

スパイダー先輩「ピンポン!!」

ラビット蛙「スパイダー先輩どうぞ!但し『布団が吹っ飛んだ』やそれに似たダジャレは禁止です!!」

スパイダー先輩「くっ、やはりそう来たか!えっと…ちょっと待てよ?」

ラビット蛙「残り10秒でお手付き扱いとなります。10.9、8」

スパイダー先輩「はい!『みんな!通信空手の時代は終わった!!これからは通信忍術の時代だ!!息子さんが布団から出てこない?そんな時はこれだ!風遁(ふうとん)、布団飛ばしの術!!』」

ラビット蛙「結局布団がふっとんでるからアウトー!似たダジャレに入ります!……と言おうと思ったものの、私の個人裁量によりギリギリセーフといたします。7点!」

優呑先輩「このように勝敗の全てはラビット蛙の独断に委ねられている模様です。ちなみにこの点数は10点満点であり、合計30点に先に達した方が勝者となるそうです。」

ラビット蛙「補足説明ありがとうございます、優呑先輩!!そして相変わらずルール説明に協力してくれないスパイダー先輩!!もうゲーム始めますので組んでる腕を下ろしてあげてください!」

スパイダー先輩「ふん、良いだろう。」

ラビット蛙「では本番開始ぃぃぃっ!!!!ででんっ!最初のお題はこれです。『レモン』!!」

優呑先輩「レモン……NGダジャレはきっとアレだよな…アレ以外で…。」

スパイダー先輩「レモンの容れもん…絶対これはNGワードだ…。」

ラビット蛙「配信画面の前の皆さんっ!!こいつらすっげー独り言多いな。日常生活大丈夫か?と思われたかも知れませんが、間を持たす意味でも彼らには考えた事をそのまま口に出してもらうように指示してあるだけなので、その心配には及びませんっ!!心配するなら私が可愛すぎていつかこの二人が私を取り合ってグループが解散するんじゃないかって事を心配していてくださいっ!!!!」

スパイダー先輩「あいつがべらべらと余計な事ばっかしゃべるせいで思考がまとまらねぇ…。」

優呑先輩「ぴんぽん!!」

ラビット蛙「はい!スパイダー先輩が言い訳にいそしんでいる間に優呑先輩が回答権獲得です!皆さんの予想通り!NGダジャレは『レモンの容れもん』ですっ!これや近いものは禁止となります。」

優呑先輩「だろうな、予想通りだ!『なぁなぁ、やこっちゃん聞いて?まじ聞いて?俺っち来週ゼミの飲み会だから今まーじでうつうつなのよぉ。なんでかって?俺っちあいつら嫌いだもんー。俺っちのから揚げにいつもレモンをかけるあいつらとは絶対相容れんもん。』」

ラビット蛙「……あー…はい。ダジャレの内容以前にそのキャラ付けにイラっと来たものの、まあ7点とします!」

優呑先輩「っしゃあ!」

スパイダー先輩「チッ!あの野郎、味な真似を。」

優呑先輩「さあさあ次だ!一気に突き放してくれる。」

ラビット蛙「はい!では次のお題はこちらです。ででん。『みかん』!!」

スパイダー先輩「ぴんぽんっ!!!!どうせアルミ缶の上にあるみかんがNGだろうがみかんならいくらでも考え付くぜ!!!」

ラビット蛙「では回答権、スパイダー先輩へ!NGダジャレは『アルミ缶の上にあるみかん』と『みかんがみっかんない』と『未完熟のみかん』です。」

スパイダー先輩「NG多くない!?」

ラビット蛙「10、9、8…」

スパイダー先輩「ちょちょちょちょ…」

ラビット蛙「7,6,5,4…」

スパイダー先輩「なんと見事な…えっと、その…」

ラビット蛙「3,2,1」

スパイダー先輩「『いやあ、今日は本当に寒いですなぁ。寒い。全くもって寒い。……こんな日はこたつでみかんでも食べてないと、みかんともしがたい!…みかんともしがたい!』」

ラビット蛙「かわいそうなので2点あげますね。」

スパイダー先輩「やってられっかこんなもん!!」

優呑先輩「三つもNGとはひどすぎる。」

ラビット蛙「こういう新鮮な驚きがないとつまんないかなーって。」

スパイダー先輩「…ああ、もう良い。切り替えだ。次!早く次のお題をよこせ!」

ラビット蛙「あ、その前にちょっとお風呂入ってくるから二人で場を持たせておいて。」

スパイダー先輩「正気かお前!?」

優呑先輩「終わるまで我慢しとけよ!?」

ラビット蛙「ほらー、さっき良い感じに汗かいたから。」

優呑先輩「そりゃ250回も四股踏んでたらそうなるわ。」

ラビット蛙「というわけで言ってきまーす。けろけろけろ。」

優呑先輩「何急に蛙要素出してんだ。……まじで行きやがった。どうしよこれ…。」

スパイダー先輩「あいつが戻るまで配信切って…たらダメなんだろうなきっと。……ま、適当に話でもしてれば良いんじゃね?」

優呑先輩「あー……ま、それしかないか。」

スパイダー先輩「えー、皆さん、スパイダーです。皆さんは最近どうですか?俺はですね…まあぼちぼちと言いますか、良い事もあり悪い事もありといった具合です。」

優呑先輩「俺は今日、笑い話に最適な吐きそうな体験をしましてですね。」

スパイダー先輩「お、良いですね。言っていただきましょう。」

優呑先輩「電車で立ってたら目の前の女性の背中が凄まじい勢いで空いてて、そこから見える背中がもうニキビだらけで汚くて汚くて。目線をそらそうにも身動きができないという。」

スパイダー先輩「まじか…そりゃひどい。」

優呑先輩「もうその状態で目的地まで30分以上ぎゅうぎゅう詰め。しかも臭い。」

スパイダー先輩「まあ臭いのはその女性だけのせいじゃないかも知れんが……たしかにそれは吐き気を催しそうだ。俺も最近、似てはいないものの女性の露出に関して話題がありまして。」

優呑先輩「ほう。」

スパイダー先輩「ボランティアで動物の世話をしていた際、一緒に参加していた他の大学の女学生がしゃがんだ際、白いワンピースから黒いティーバックが透けてた。」

優呑先輩「ばっか野郎てめぇ!!俺も。なんて言うから嫌な思い出を語るのかと思いきや何普通に良い思いした話してんだ羨ましい!!」

スパイダー先輩「普通に美人で体形も見事だった。」

優呑先輩「ゲーム再開したらぼっこぼこにしてくれるわ!!」

スパイダー先輩「だってよ、そんな愚痴で盛り上がるなんていうのも違うだろ?俺はそう思うぜ?な?」

優呑先輩「ほら見ろコメントで『羨ましい。斬首せよ。』って来てるだろうが!」

スパイダー先輩「一応言っておくが俺は別に、ちらっと見えただけで追いかけまわして見続けたとか盗撮したとか、そういう悪い事は一切していないので通報はしないでいただきたい。」

優呑先輩「そんな事してるとは最初から思ってないっての。ただ羨ましいんだ!ったく。」

ラビット蛙「優呑せんぱーーーーい!!日本酒取ってーーーー!!!」

優呑先輩「なっ!?」

ラビット蛙「お風呂入ってたらお酒浮かべたくなっちゃってー!!」

優呑先輩「お前せめてシャワーで済ませろよ、何湯舟に入ってんだ!」

ラビット蛙「でへへへへへ。」

スパイダー先輩「あいつマジでいかれてやがる…。」

優呑先輩「日本酒ってもな……あ、これな。脱衣所に置いとくから俺が出てったらさっさと取ってさっさと飲んで戻って来い、このっ!」

ラビット蛙「覗いたら視聴者が通報しますからねー!」

優呑先輩「……あいつほんと、どんな人生送ったらああなるんだ…。」

スパイダー先輩「お帰り。最初から分かっていた事とは言え、凄いもんだな。」

優呑先輩「はぁ……あの、皆さん。あいつあんなんですけど良い奴なんですよ…。」

スパイダー先輩「ええ、まあ。ほんと…怒らないで見てやってください。」

優呑先輩「あ、スパイダー。コメントついてる?」

スパイダー先輩「おっと、奴隷仙人さんから『どこで配信してるの?』って。ここはラビット蛙の部屋ですよー。家族と住んでんるか一人暮らしかは一応伏せておきます。」

優呑先輩「あとはエターナルサンダーさんから『自由すぎるwwww(ダブリューダブリューダブリューダブリュー)』……はい。多分あいつが風呂に入るくだりについてのコメントでしょうね。そう、あいつほんと自由すぎるんです。でも悪い奴じゃないんです…」

ラビット蛙「らららーー♪たーとーえー世界を裏切ってでもー♪私はーあなたを守るーーー♪あなただけの太陽になりたーい♪」(この歌詞以外でも、適当な何かしらの歌でも可)

スパイダー先輩「……歌い始めたぞあいつ…。」

優呑先輩「……えー…皆さん。違うんですよ。あいつ久々に三人で配信するからって事ですっげー楽しくなっちゃってて…悪い奴じゃないんですよ。あいつなりの楽しみ方なんですよ。だから悪く思わないでやって欲しいなって…。」

スパイダー先輩「ほんと、あいつは俺達が弱ってると誰より早く気づいて元気づけようとしてくれたり、配信の外でも楽しそうな事考えて遊びの提案を持ってきてくれたり、良い奴なんですよ…良くも悪くも相手を身内扱いすると、安心して甘え切って傍からしたら失礼な事し始めちゃうところもあるんですけど…。」

優呑先輩「あ、コメント…つばめ77号さん…『わかってるから大丈夫』…シュバルツさんも『にやにやしながら見てる』と…そう言ってくれてありがとうございます。ああ…そうですよね…あいつが一人で配信してる中で多分色々あったでしょうに、それでも常連さんで居てくれてる方がこんなに何人も。」

スパイダー先輩「ありがてぇ…みんなの善意があったけぇ…。」

ラビット蛙「ただいまー!お待たせしてしまってごめんねさい♪すっきりしたので続きしましょっ!」

優呑先輩「…あ、お帰り…。はぁ……あぁぁ……っしゃあ!!気合入れ直した!!もうさっさと勝って、配信終わったら横んなる!」

スパイダー先輩「色々言いたい事はあるがとりあえず配信を円満にやり切ってからだ!さあお題を!!」

ラビット蛙「二人ともやる気まんまんですね!では次のお題は『ステテコ』です!!」

優呑先輩「ぴんぽぉんっ!!」

ラビット蛙「『ステテコを捨ててこよう』がNGダジャレです!」

優呑先輩「『お、おおおおおお前っ!ひひひひひ卑怯だぞっ!?ステテコなんて装備しやがって!!正々堂々素手で来いっ!」

ラビット蛙「うーん…いや、うん。7点とします!」

優呑先輩「っしゃぁぁ!!」

スパイダー先輩「気迫がすげぇ。」

優呑先輩「ふはははははは!もう残りの体力全部注ぎ込んですぐに決着をつけてやる!でないと持たんっ!!さあ次だ、次のお題を持ってきたまえぇぇぇ!」

ラビット蛙「はいっ!では次のお題は!!」




ラビット蛙「……というわけで、今回のダジャレ対決を制したのは優呑先輩でした!今回の配信はここまでです。視聴者の皆さんも先輩方おふたりもありがとうございました!これからもラビット蛙、ラビット蛙を応援よろしくお願いします♪」

優呑先輩「ほんっとありがとうございましたぁっ!!!!!!」

スパイダー先輩「皆様のおかげでやり切れました!!ありがとうございました!!!ラビット蛙にはちゃんと色々言っておきますんで!!ほんとすみません!」

ラビット蛙「では皆さん、お疲れさまです。おやすみなさいっ!」

スパイダー先輩「配信終わったか……おいかなえ。お前な?お前ほんっと…ほんっとな!?お前ほんと視聴者のみんなに感謝しろよ!?」

ラビット蛙「いやぁ、今日はちょっとテンション上がりすぎたのはわかってるって。さすがに普段はここまでしないよ。」

スパイダー先輩「ほんとだな!?信じるぞ?」

ラビット蛙「信じて良いよぉ。ちゃんと後でなんか軽く謝罪文でも投下しておくよ、もう…。」

スパイダー先輩「『もう』じゃねえ、まったく…。俺は兄だから良いけどよ……。」

優呑先輩「……。」(寝息)

スパイダー先輩「お、優呑?」

ラビット蛙「…あ、ほんとにもう寝ちゃってる。」

スパイダー先輩「大方、お前が視聴者から叩かれるんじゃないかって気ぃ張りすぎて疲れたんだろうな…。お前が風呂行ってる間もそればっか気にしてたから。」

ラビット蛙「…ふふ。よしよし。いつも私のために考えすぎて気づかれちゃって。ありがとうね、へいくん。今日は甘え過ぎちゃって、ごめんね?」

スパイダー先輩「いや取ってつけたように良い女っぽい雰囲気醸して微笑んでんじゃねえよ!?」

ラビット蛙「えっへへー。けろけろけろー。」

優呑先輩「…にゅにゅ…大好き…」(寝言)

ラビット蛙「けろけろけろけろー♪」

スパイダー先輩「ああもう、お前らが幸せそうで良かったよ!!」


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