「STAR WARS　スカイウォーカーの夜明け」

「スター・ウォーズ」9部作の完結編。
その第1作を、40年も前、当時は存在していたテアトル東京に観に行ったのを、今日も昨日のことのように、思い出す。チケット売り場に並ぶつもりで、すでにチケットを買った人の長蛇の列に、間違って並んでしまい、上映時間が迫って、なかなか進まぬ列にいらだった観客が、ドッと、我先にと、会場になだれ込み、私ももみくちゃになって、あれよあれよという間に、気づいたら、館内に入っていた(えっと、そのぅ・・当時は、席は先着順で、指定席ではなかったのです・・汗)。入ってしまったものは、もうしかたがないと、そのまま、開き直って、観た。つまり、無銭飲食ならぬ、無銭鑑賞。ご、ゴメン、テアトル東京の人。
まぁ、それはさておき、9部作の完結編は、ルークの指導で、フォースを完全に覚醒させた、最後のジェダイ＝レイと、レイアとソロの息子で、ダークサイドに墜ち、ダース･ベイダーの後継者となってしまった、カイロ・レンとの最終決戦を軸に、光と闇の戦いの、完全決着を描く。
デイジー・リドリー演じるレイ&スカイウォーカー一族の戦いは、これで終わり。レイは、物語の最後で、名前を問われて、実際には、血のつながりはまったくないものの、「レイ・スカイウォーカー」と、答える。実に、感動的なシーン。
今後は登場人物を一新し、新たな3部作がつくられることになっているとはいえ、「スター・ウォーズ」の、長い1つの歴史が、これで終わったという感じだ。その最後に、生きて、立ち会うことが出来て、本当に、よかった。そのことに、感謝。