mixiユーザー(id:14378644)

2019年12月18日19:51

138 view

【第45期天元戦五番勝負第5局】

■井山3冠がタイトル防衛=囲碁・天元戦
(時事通信社 - 12月18日 19:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5907006

12月18日に徳島県徳島市「徳島グランヴィリオホテル」では、第45期天元戦五番勝負(主催:新聞三社連合)・第5局が、井山裕太天元と許家元八段によって行われた。
結果は、白番の井山裕太天元が234手まで中押し勝ちを収め、井山が5連覇(通算8期)となり名誉天元の有資格者となった。
名誉天元は、林海峯名誉天元(第15期〜第19期)に次ぐ2人目。
また、井山は棋聖、本因坊、碁聖とあわせて4個目の七大棋戦名誉称号獲得となり、単独で史上最多記録となった(2位は小林光一名誉棋聖・名誉名人・名誉碁聖)。
許の天元獲得はならなかった。

● 許八段、惜敗で九段昇段ならず ○
https://www.topics.or.jp/articles/-/299391

井山天元は踏ん張った!
過去最大のピンチと言ってもいい状態で今回のダブルタイトル戦は全て落とすのではないか!と予想した人も多かったと思う。
本局の勝ちを含んでも番碁の対戦成績が3勝5敗と負け越している状態である許八段との今期の戦いは苦戦を強いられた。
王座戦の敗退直後でのカド番は、もう駄目かと思われた。
しかしながら、名誉称号が懸かっていた事が逆転防衛への力になった事は間違いないと思う。
これで、林海峰名誉天元に続く史上2人目の名誉天元を獲得し、名誉四冠は史上初の快挙となり、区切りの七大タイトル獲得総数50期乗せへ一歩前進して年明け早々の棋聖戦の防衛戦へ臨む事になった。

一方の許八段は、あと一歩の所で及ばなかった。
芝野名人が王座戦を制した事が大きな刺激材料になった筈で井山天元には番碁で大きく対戦成績でリードしていた様相は正に無冠返上は確実かと思われた。
ところが、あと1勝が遠かった。
やはり、碁聖戦を落とした事が微妙に影響した可能性もある。
九段昇段を逃してしまい、完全に出直し状態となった。
ただ、井山天元が完全に全盛期を過ぎつつある状態が明確になり、つけ入る隙は十分にあると思うので、復活を目指して行きたい。
戦国時代を予感させる勢力図になって来たので、ここに許八段がどの様に食い込んでいくのかを注目したい。

これで、今年のタイトル戦は全て終了となり、以下、データを更新しました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952744254&owner_id=14378644
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952766383&owner_id=14378644

4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031