mixiユーザー(id:6449487)

2019年12月06日22:54

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BMW R1100RSのTPSセッティング

R1100RSのアイドリングが1500RPMを超えていてこれを何とか1000RPM位に下げたいというのがTPSに手をつけたきっかけだった。
BMW初心者なボクはネットを漁ってR1100RSのTPSセッティング情報を集め、それらを読み込んで作業イメージを作り上げてから調整に着手した。ボクが理解した作業手順は以下のとおりだ。

1. TPSのブーツを下げる
2. 現れた配線の白/赤にマルチテスターのプローブ(+)を差し込む
3. マルチテスターのマイナスはボディーアースする
4. マルチテスターの測定レンジを直流電圧にセットする
5. メインキーをオンにする
6. スロットルアジャストスクリューを出力電圧が降下しなくなるまで緩める
7. TPS固定ボルトを緩める
8. TPSを動かして出力電圧が6mVのところでTPS固定ボルトを締める
9. スロットルアジャストスクリューを出力電圧が0.37Vになるまで締める
10. エアーアジャストスクリューを1.5回転緩める
以上がその作業だった。これだとエンジンはかかるけれどアイドリングは1600RPMあたりまで上昇してしまい、エアーアジャストスクリューを締めて行っても殆ど回転数には変化が見られない状態だった。
ネット情報によればモトロニックはTPS出力電圧が0.37V以下ならアイドリング状態とみなし、0.37Vを超えたらアクセルが開いていると判定するそうだ。上記の手順でセットアップすれば確かにスロットルから手を離した状態でTPSの出力電圧は0.37Vになるんだけれどアイドリング回転数は高く、エアーアジャストスクリューを動かしても殆ど変わらないという状態なのだ。
このエアーアジャストスクリューを動かしてもアイドリング状態に殆ど変化が見られないという理由を考えてみた。辿り着いた結論はスロットルバルブ部からの空気量が多いからに違いないというものだった。そのように考えがまとまった時にネット上の情報に上の手順と異なる事を書いているHPが目に止まった。
そのページでは8と9のところが違った。
「TPSを動かして出力電圧が0.37VのところでTPS固定ボルトを締める」とある。
これまではスロットルアジャストスクリューを締めて(バルブを開けて行って)TPS出力電圧が0.37Vになるように作業していたからここからの空気量が多くなっていたのではないか。これに対してバルブ全閉状態でPS出力電圧が0.37Vに調整すれば空気量が足りないのでエアーアジャストスクリュー部からの空気補充がなければアイドリングできなくなるのでこれの効きが明確になる。このときTPS出力電圧は0.37Vだからモトロニックはスロットルがアイドリング状態と判断してアイドリングに適切な燃料吐き出しを行っている筈と考える。

未だ脳内シミュレーションだけなので明日以降TPSを調整し直して結果を確かめたいものだ。ワクワクするなー。まあこれまで十日間たっぷり楽しんだと思えば素敵な時間を過ごしたことになるよね、じいちゃんのボケ防止にもなるしさ。

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