テニスで一緒の田中さん(男性)
うちのクラブで男子最高齢の86歳。
絵を描くのが趣味だ。
ちなみに、 女子の最高齢も86歳の蒲生さん。吉良上野介が習っていた と言われる そうへん流の お茶の先生だ。
二人共、昭和8年生まれ。
で、シビックセンターで 展示してある田中さんの作品を見に行った。
見に行けない人の為に、写真に撮って驚いた。実物より、ずっと鮮やかで生き生きしてる。筆のタッチや濃い、薄いも とても良くわかる。
なんで???
と、言う事は、 写真でしか見ない 西欧の作品、実物と随分 違うのじゃないかしら。
「ああ、そうかもなあ」
と、言ったのは 東大を出て、みんなに一目置かれている 安藤さん。
一人息子しかいないが、
安藤さんが「私より、優秀だよ」と言う息子さんは 京都大学の先生になった。
今は東京に戻り、安藤さんと同居して、東京女子大の先生だ。
「安藤さん、子供をたった 一人しか育ててないのに随分効率がいいですねえ。」
と言う失礼な私の言葉も 穏やかに笑って 聞き流してくれる。
そして、小石川高校で鳴らした テニスの腕前は健在だ。
ログインしてコメントを確認・投稿する