君は夜しか来ない
普通に仕事していれば
私の世界の住人も
普通に夜しかフリーの時間は作りにくい
だから仕方ないのだけど
君に逢いたい
毎日、逢ってるのに
どうして毎日君の姿を見ないと安心しないのかな
「露草、狩り行ってくる」
「うんー」
glasperは行ける場所には連れて行ってくれる
行ってくるとは私の行けない場所を指す
この世界に居た時間が違う
許可書を買うことを許された身分
それはこの世界の限られた人しか行けない場所
レッドエリアの狩り
この世界の狩りは色分けされてる
ホワイトエリア 誰でも行ける
ブルーエリア 冒険者なら行ける
イエローエリア 強い引率者がいればいける
レットエリア 強いと思われる人しか行けない。特別許可書がいるエリア
ブラックエリア 強い人の中でも選りすぐりの人しか行けない 名前に位が付く
一人になるとぽっかり空く心
どーしてかな
離れてても同じ世界にいるのに
なんで手を伸ばして止めそうになる心を押し込めてるのか
いつか君の極みまで追いつけたらと思うけど
たぶんそれは一生叶わない夢
君の光は私には救いだけど
君の光は私には手の届かないものでもある
2話fin
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