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2019年10月24日21:08

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『カチナシ!』ウラ写真&ウラ話(18) 劇場編・劇団員さんお疲れ様です

さて、本題にもどります!

この写真の、
上段の人たちの動きをご覧ください。
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べッドの柵を外しています。
危険防止につけたんでしょうが、
主宰はそれよりも見やすさを選んだようです。


劇団員の人たちが、衣裳を着ながら働いています。
そうなんです。
劇団員さんが働いてくれるのです。

その横にぼーっと立っているピンクスーツのおばさんは、
初めて上に上がって足がすくんでいます(笑)
何の役にも立ちませんあせあせ(飛び散る汗)


右側で何か作業中なのが、舞台監督(舞監)さん。
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小屋(劇場)に入ったら、誰よりも責任があって、
誰よりも偉い存在です・

そしてご覧の通り、今回は、竹内役、
劇団員の大川内さんが、キャストと舞監を兼ねていました。
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この写真は、場当りでの一番典型的な舞監さんの姿。
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「では次は、何ページから何ページの何と言うセリフまで。
早替え等のある人はここで1回やってみてください。
ほかに、何か問題ある人?」
みたいに全体を仕切っていくのです。

もちろん彼はプロの舞監さんでもあるのですが、
衣装を着ながら指示を出して、
セットや小道具に目を配り、
必要なものは増やし、いらないものは減らし、
スタッフや役者のスケジュールも全て管理する。

そんな中で、出番になれば、自分の芝居をするのです。

これって、そんなに普通のことじゃありません。

とにかく、こちらの劇団員さんの働くことといったら!
力仕事のみならず、
小道具や衣裳も、劇団員さんがすべてやってくれます。


でもね、これ、
どこの劇団でもそうか、っていうと、
そうでもないんですよ。
なんで客演の方が働いてんのよ!
なんて劇団もあったりするんですから。

で、ちょっと文句言ったら、主宰が、
「すみませんねぇ。
ウチの劇団員、何にも知らないんで」
(なら教えろよ!)
・・・こういうところもあるんです、実際(笑)


しかし、こちらの劇団員さんのハードさは、
とても同じ人間とは思えません。

そして、それ以上にハードな人!
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そういえば、この前書いた「場当たりのマイク」っていうのが、
まさにこれですね。

舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その1>
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972307798&owner_id=10884547


たまに大原としてベッドに寝転がっていても、
芝居が終われば、思わず目が行くのは、下のみんなの様子。
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この時には演出のことを考えてるのでしょうが、
見られていると、視線だけで、
芝居のダメ出しをされてるような気がして、
けっこうビビります(笑)


  (つづく)

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