1泊2日の神在月出雲旅行を終えて、広島に戻って来た。
今日からまた、1週間の仕事が始まるわけだ。
今週は、木曜から土曜日にかけて四国を1周するような出張が入っている。
クルマもたくさん運転することになるので、仕事そのものだけでなく、ドライブの方も頑張っていきたいと思う。
さて、昨日はそんなわけで、出雲市から1日かけて鉄道で中国山地を横断し、広島へと向かった。
利用したのは、木次線・芸備線という、山あいを走るローカル線だ。
「奥出雲おろち号」という列車が走っており、それはそれで楽しませてもらったのだが、その様子は、機会があればまた後日レポートすることにしよう。
今は台風19号の影響で各地に被害が出ている状況なので、被災された方のこと思うと、そんな楽しかったことを書く気になれないのである。
そんなわけで、木次線の終点である備後落合駅にたどり着いたのだった。
20数年前、学生時代に旅をしたとき、駅の近く野宿した思い出の地でもある。
そこから東西に伸びている、芸備線という路線で広島を目指した。
この芸備線だが、途中で不通区間があることをご存じだろうか?
昨年7月の豪雨災害の影響で鉄橋が流されたり土砂崩れがあったりして、一時は全線が不通になったのだ。
その後多くの区間が復旧したが、橋が流された区間が元に戻るには時間を要しており、今なお代行バスでの輸送となっている。
昨日の私も、その区間に差し掛かったところで列車を降り、代行バスへの乗り換えを試みたのだった。
ネットの路線検索では、志和口という駅で乗り換えると、3分の連絡で代行バスに乗れるとのことだった。
ところが・・・である。
駅員さんに乗り場を聞いてみると、なんとバス停は駅から490mも離れたところにあるという。
説明を聞いて、慌てて走り出したが、残念ながら大通りに向かう道を進んでいる時点で大通りを青い色のバスが通過していってしまったのだった。
次のバスは30分待ち。
近くのドラッグストアなどに行って時間をつぶしたが、どうやら路線検索は実態と合っていないようだった。
そしてようやく来たバスも、渋滞にはまって予定以上に時間が掛かる。
結局、思い描いていたよりも1時間以上遅くなってから、広島駅に着いたのだった。
鉄道が通っていたら、こんな時間のロスは無かったことだろう。
改めて、鉄道の有難みを思い知る結果となった。
いつも利用している人のためにも、早く復旧してほしいものだ。
その思いは、首都圏に対する思いと重なる。
普段の日常が取り戻せるようになってほしいなと思った昨日の私であった
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