ラグビー観戦記10

日本がスコットランドに勝った場合、ベスト4をかけた戦いで南アフリカと当たる可能性が濃厚です。
というわけで南アフリカウオッチには熱が入ります。
本番直前の壮行試合では日本は完敗でしたが、メンバーもベストではありませんでした。
一方前回大会で日本にジャイアントキリングを許した南アは、絶対に負けられないのでベストメンバーで臨んできました。ここらへんの差はありましたが、一ヶ月たち状況は一変しました。
アイルランドに勝った日本が、ニュージーランドを破ったとしても奇跡という報道はされないでしょう。それくらいに今の日本は充実感いっぱいです。

ティア1に分類されるイタリアですが、10カ国の中では一番弱いかと思います。
イタリアが南アに勝つのはなかなか大変かと思いながら試合観戦を開始しました。
前半はイタリアFWの健闘もあり、南アの2トライ17−3で折り返しました。

しかし後半に入っていきなりイタリアのプロップがレッドカードをくらい14人に。この時点で試合の興味は失せました。
次々とギャップをついて南アがトライを重ね、終わってみれば7トライ49−3の完勝でした。
後半のトライフォーポイントでキックがなかなか入らなかったのは気になりましたが、ほぼ問題なく勝利をもぎ取りました。

一方のイタリアは残すはニュージーランド。
ナミビアとカナダには大勝しましたが、ニュージーランドには勝てんでしょう。これで10大会連続での予選プール敗退は決まりですね。
イタリアをティア1に分類するのはどうも引っかかりますが、いっそ日本と入れ替えてもらいますかね。