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2019年09月26日23:58

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貴ノ富士ばかりではなく、貴源治も……。

■貴ノ富士に引退促す決議 拒めば再び処分も 相撲協会
(朝日新聞デジタル - 09月26日 18:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5803420
今日、日本相撲協会は貴ノ富士に対して直接懲戒処分を出すのではなく、「自主的な引退を促す」という言い方をしましたね。付け人への暴行が発覚したのが二度目ということもあり、コンプライアンス委員会は「引退勧告相当」の答申を出し、協会理事で広報部長を務める芝田山親方(第62代横綱大乃国)は貴ノ富士について「まだ若いので。理事会として1つの温情を出した」と説明した上で、貴ノ富士が自主引退に同意しない場合は引退勧告処分にも応じない可能性が高いと想定し、改めてコンプライアンス委員会に追加答申を委嘱し、再度臨時理事会で処分を検討することにしたようです。昨日、非公式の段階にあった段階で協会に先んじて内容を公表してスポーツ庁に上申書を提出したからという背景もあるのかもしれませんが、協会としては「重すぎる」とスポーツ庁に異議申し立てを行ったことに対して「そうではない」と言う姿勢を見せるより、むしろ非公式の段階で自身に対する処分内容を公表し、実質的に協会との"対決姿勢"を示さんばかりの行動に出たことを重く視て、厳しい方向に処分内容を見直した上で通告延期としても良かったのではと思います。
それに加え、協会は貴ノ富士の双子の弟で九月場所東前頭17枚目の貴源治に譴責処分を下し、両力士の師匠である千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に10月から6カ月間、20%の報酬減額とする懲戒処分を決めたとのことで、協会の発表によると貴源治は今年5〜7月ごろの間に部屋などで弟弟子4人に暴力は振るわなかったものの暴言や「理不尽」と思わせる行動を取っていたそうで、言いつけられた仕事を忘れたり、挨拶の仕方が悪かったりしたことに対する罰として「腕立て伏せ、罰金、外出禁止のどれかを選べ」などと命じて腕立て伏せをさせ、誰かが失敗すると連帯責任と称し4人全員に腕立て伏せ30回を2セット行うよう命じる行為が、複数回あったとか。加えて、「言いつけられたことをすぐ忘れる」とされた弟弟子に他の力士がいる前で片腕を頭上に挙げる格好をさせた上で「自分は頭が悪いです」と言うように命じて発言させ、その様子をスマートフォンで録画もしたとのこと。協会のコンプライアンス委員会は「貴源治の行為は、失敗した当事者か否かにかかわらず、連帯責任として新弟子4人に腕立て伏せを命じた理不尽なものであり、指導の範囲を逸脱している」「新弟子の1人に『自分は頭が悪いんです』と言わせた行為も悪質である」との見解を示しましたが、概ね事実関係を認めて反省し、二度とこのような言動を行わない旨誓約していることから譴責処分に留めたとか。
貴ノ富士も同じ頃、部屋の弟弟子4人(序二段3人、序ノ口1人とのことだが、貴源治に「過剰な指導」を受けた同じ力士か)に差別的な発言を繰り返した上での暴行事件だったわけで、双子二人で揃って弟弟子にパワハラを働いたということになりますね。貴源治に「譴責処分」で良いのか、考えさせられます。
そしてもう一つ、五月場所のあの言い間違いの連鎖からその後の二場所を「高血圧による体調不良」で休場していた協会理事の阿武松審判部長(元関脇益荒雄)が先の九月場所千秋楽で表明していたように協会を退職、元前頭大道の音羽山親方が部屋の師匠の座を受け継ぎ年寄阿武松を襲名(形の上では音羽山と年寄名跡を交換)したとのこと。貴ノ富士・貴源治兄弟が所属した(旧)貴乃花部屋とともに貴乃花一門に属しながら、貴乃花親方(当時)が協会を去る際に袂を分かつ恰好となった形で理事となり、審判部長として栃ノ心や貴景勝の大関昇進に関わるなどしましたが、一期2年の任期を満たさぬまま、体調不良での退職となったことは残念に思います。貴乃花部屋や旧貴乃花一門に関わる心労もあったのでしょうか……。
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