女性に一番人気の無かったスポーツだったそうで、
選手は皆ゴリラみたいないかついズングリ男で、雨の日も雪の日も泥だらけに成って、どっちへ転がるか分からない変な形のボールを、奪い合いしている姿は、理解のほかだったのです。
其れがこの頃では、若い女性がいっぱしにルールを口走って、ゲームを論ずる様を見る様になりました。変われば変わる物です。
私は今だに、ラグビーの細かなルールは存じません。 特にわからないのは『ノッコン』と言う奴で、聞く処によると、一つの言葉に2〜3の意味が有るそうで、「ノット・コンプリート」の略は判るのですが、その他は判りません。 『ラック』と「モール」も区別がつきません。
何故、ワザワザしんどいスクラムを組まねば成らないのか? これも不思議です。
事程左様に非体育会系の私から見て、不思議の連続ですが、単純に、ボールを持って前へ前へと突進し、相手のゴールラインの外へボールを運び込めば得点に成る
と言う事だけで見ていても結構面白いと思う様に成りました。
其れは、30面下げたオッサンが、必死に成ってボールを追いかけ、痛みや疲労に耐えながら、一生懸命にボール争奪戦をしている姿に感動を覚えるのです。
何事にも、一生懸命である姿は、見ていて気持ちの良い物です。
ログインしてコメントを確認・投稿する